伝統のハーレーも電動化の次はスーパーチャージャーエンジン開発か⁉
伝統的なブランドが時代の流れに合わせて変わっていかなければいけない領域を作るのはよくある話です。
ハーレーにおいても伝統的なVツインのエンジンを搭載したアメリカンクルーザーモデルを作りながら、電動化や電子制御の導入やコネクテッドをどこまで追いかけるのか試行錯誤があったものだと思いますし、今も試行錯誤し続けているのだと思います。
事実電動モデルの開発状況においては若干迷走気味である情報が流れておりました。
今回は伝統のハーレーらしいエンジンで頑張る領域についてのパテントをご紹介します。
スーパーチャージャーエンジンと言えば、なんと言ってもカワサキのH2ですよね。
コストをかけて開発したスーパーチャージャーエンジンを他のモデルに流用したり、社外のbimotaとのコラボも話題になりました。
スーパーチャージャーではないですが、ヤマハもターボモデルの開発をしている情報が出ています。
このように注目の過給機(スーパーチャージャー、ターボ)の技術。
ライダーにどのような体験をもたらしてくれるのか楽しみですよね。
それでは早速ハーレーのスーパーチャージャーパテントを見ていきましょう。
まず最初のパテント図はモデルの全体像です。
スーパーチャージャーエンジン搭載のモデルがハーレーの中でも大型のモデルになるということが分かりますね。
ここからエンジンの細部のパテント図に移っていきます。
ずばりスーパーチャージャーの画が出てきます。
とてもハーレーらしいなぁと思うのは、エンジンの出力を吸気側に伝える動力伝達が恐らくベルト(あるいはチェーン)を使っているというところですね。
通常はギヤやシャフトといったもので動力伝達します。
側面からみてもその特徴的なスーパーチャージャーの構造が良く分かります。
実にハーレーらしいベルト伝達のスーパーチャージャー。
本当に充分な過給ができるのか?
高回転でしっかりと過給できるのか、については甚だ疑問が残りますが、商品化すると面白い機能になりますね!
頑張れハーレー!