スズキのヴァーチャルモーターショーは今年さらに進化?
2020年に新型コロナウイルスの感染拡大で急遽中止になってしまった東京モーターサイクルショー2020。
残念ながら2021年の東京モーターサイクルショーも早々に中止が決定しています。
今年も各メーカーが自前のモーターサイクルショーを開催することになるかと思いますが、早くもHonda(ホンダ)がヴァーチャルモーターサイクルフェスの開催を告げています。
昨年のオンライン&ヴァーチャルモーターサイクルショーで一番見やすいコンテンツを作成していた印象的なメーカーはスズキでした。
短い期間でしっかりと準備されていて感心したものですが、今年はさらに飛躍する可能性がある情報が入ってきました。
スズキ モーターサイクルグローバルサロンとは?
なんと2021年の2月5日にスズキが、オンラインでグローバルモーターサイクルショーをおこなうことを発表したのです!
このイベントは「次世代コミュニケーションプラットフォーム」をベースに開催されると発表されており、オンラインイベントの参加者は参加料を支払うことなく、無料で楽しむことができます。
東京モーターサイクルショーにしても、海外のモーターサイクルショーにしてもチケット購入などユーザーはいくらかの金額を負担していたため、嬉しいですね。
もちろんリアルワールドの従来のショーと同様に、ユーザーは展示されているバイクをチェックして、各マシンのスペックや装備などを詳しく見ることができます。
その場で自分の好みに応じてカスタムを施してみたり、カラーリングを変更してみたりオンライン特有の楽しみ方をすることもできますし、イベント参加者同士でリアルタイムで対話することもできます。
現在モーターサイクルグローバルサロンの開催をリリースしているのは欧州のスズキのみなので、本当にどこまでグローバルイベントとしてとらえられているのかは少々不安もありますが、何よりも世界中のバイク乗りが興奮するのが、
「スズキは、新しいグローバルサロンプラットフォームで将来の新しいモデルの発売も主催する予定である」
というメッセージ。
時差の問題などいろいろと細かい懸案はあるものの、世界中のファンがオンライン上に集結し、グローバルニューモデルのリリースを共に楽しめるのは、考えただけでも素敵ですよね。
振り返ってみると2019年のEICMA以降、スズキからオールニューモデルやフルモデルチェンジモデルがリリースされていませんよね。
新型の隼や満を持してターボモデルのリカージョンの登場など、期待したいモデルはたくさんあります。
日本からでもスズキモーターサイクルグローバルサロンには参加できますので、楽しみたいと思います。
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