HarleyDavidson(ハーレー) 中国メーカーコラボモデル HD350を開発中?
Googleイチオシ記事

不振のハーレーを救うのは中国メーカーとのコラボなのか?

新型コロナウイルスの影響もあり、二輪業界はハーレーのみならずビジネス面でかなりの苦戦を強いられています。
一方、二輪車がパーソナルモビリティーとして見直されている側面もあります。
ここはひとつ逆境に耐えながら二輪車の魅力を再認識できると良いですね。

さてそんな中、ハーレーは2020年 第2四半期の決算で10年ぶりの赤字となりました。

日本では堅調なセールスを見せているハーレーダビッドソンのモデルですが、実はメインの試乗である市場である米国の販売が5年にわたり低迷しているという状況もあります。
様々な巻き返し施策をおこなったものの、赤字に転落してしまったようです。
また、ハーレーは「まだまだ新型コロナウイルスの影響を読み切れない」とし、2020年の通期の業績見通しを示せなかったようです。

・5年間に渡る経営不振
・様々な業績巻き返し施策をおこなったが不発

このような様々な苦しい状況に対応することも含めてハーレーが中国メーカーとの連携を開始したことは以前にも紹介しました。

中国の銭江Qianjiang Motorcycle CompanyというBenelli(ベネリ)ブランドのオーナーとの提携の発表です。

ビジネスでの連携はしましたが、まだ目立ったモデルが登場していないというのが現状。
ところが今回、ハーレーダビッドソンと中国メーカーのコラボモデル情報が出てきましたので紹介します。

ハーレーの中国メーカーコラボ HD350? Benelli350S? Qianjiang350?

気になるハーレーの中国コラボモデルのデザインを早速見てみましょう。

正直、全くハーレーっぽくないデザインですよね。
このままハーレーモデルとして登場することはないだろう、と思う方がほとんどだと思います。

ところが明確にコラボの形が見られるところもあります。
エンジンを見てみましょう。

少し画像が見にくく恐縮ですが、エンジンの側面にハーレーダビッドソンと刻印があります。
どのブランドでこのモデルがリリースされたとしてもエンジンは刻印なのでハーレーダビッドソンの文字が消えることはないでしょう。

ベネリらしいデザインのテイストは新しくしつつ、各コンポーネントはかなりのコストダウンを施していることが画像からも分かりますね。
仮にこのモデルをベースに外装まわりのデザインをハーレーが刷新することになったら非常に楽しみです。

中国メーカーとのコラボだけでなく、ハーレーの個性を多角的に見せてくれ!

中国メーカーとのコラボももちろん、悪い話だけではないのですが、やはりハーレーにはハーレーの個性を見せてほしいものです。

例えばハーレーは昨年にも精力的に新モデルを公開していました。

アドベンチャーモデルのブームを追いかけるように登場したPan America。

これまでのラインナップには無かったストリートファイターモデルも登場しました。

日本国内のハーレーダビッドソンユーザーはこのような新しいテイストのモデルにあまり興味がない方が多いかと思いますが、アグレッシブなモデル展開はバイク好きにとっては嬉しい話です。

電動バイクに関しても新たなモデル開発中の話もあり、今後も中国コラボモデルのみならず、ハーレーらしい個性を見せてほしいものです。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事