ソロツーリングキャンプの醍醐味はやはり自分の時間を静かに過ごせることやじっくりと自分と向き合えること。
やっぱりそんなときは美味しいものを美味しい料理を食べたい。
でもソロだから料理は自分で作らなければいけない。
しかし、ツーリングをしながら目的地に向かう場合などは、あまり多くの道具を持っていけないのが一般的です。
しかし、道具が少ない状況でもアイデア次第で料理を十分に楽しめます。
そこで大切なのは料理のメニューを事前にしっかり考えておくことです。
さて今回の記事では簡単だけど、キャンプ場で一人(ソロ)でしみじみ食べるとおいしいキャンプ飯の4ジャンルをまとめてみました!
目次
ジャンル① 王道の麺類!
手軽さを求めるのであれば「ラーメン」が良いでしょう。
なぜならバーナーとクッカーさえあれば簡単に作れるからです。
慣れないうちは水を多く入れすぎたり、火の調整が難しかったりする場合もあります。
しかし、回数を重ねていけば鼻歌を歌いながらでも作れるようになります。
具は切った野菜やソーセージなどを入れるだけで十分です。
最初に硬い野菜を煮ておいて、後から麺を入れて最後にスープを入れるのが一般的な流れとなります。
「スパゲティ」もラーメンと同じような感覚で作れるメニューです。
水を張ってバーナーで熱し、沸騰したらパスタを入れてください。
ゆで上がって芯が適度な柔らかさになったらお皿に取ります。
あとは残った熱いお湯にソースの袋を入れて温めましょう。
夏場であれば余熱を与えるだけで十分な場合もあります。
水は貴重であるため、ゆで汁は捨てないでスープとして再利用するのも一つの手です。
「ぶっかけうどん」も手際よく作りやすい料理です。お湯を沸かしてうどんを入れて3分ほど茹でましょう。
あとは容器にとってツユをかけるだけという手軽さです。
竹輪やかまぼこなどをカットして入れると、味も見た目も華やかになります。
新鮮な生卵をかけて食べるのも良い方法です。
ボリューム不足だと思ったら、ご飯も炊いておいてうどんの残り汁で雑炊を作ると良いでしょう。
ジャンル② お酒のおつまみ!例えば焼き鳥!
「焼き鳥」もソロキャンプで楽しみやすい料理となっています。
ただし、鶏肉をカットするところから始めるのは大変かもしれません。
そこで便利なのが焼き鳥の缶詰やレトルトを利用することです。
ネギなどと一緒に熱するだけで、香ばしい本格的な焼き鳥の完成です。
ご飯に載せて丼ぶりにして食べると、ボリュームがあるので男性でも満足できるでしょう。
この他にも、缶詰の中身を焼いて食べるテクニックはいろいろと応用できます。
ジャンル③ 定番!ご飯にかける系!
贅沢な気分を味わいたいなら「すき焼き」がぴったりです。
すき焼きというと、いろいろな具材が入っているので、かなり手間がかかると思うかもしれません。
しかし、もちろんソロキャンプではそのような面倒な作業はしません。
レトルトの惣菜を持参して、それを鍋に入れて温めるだけです。
バーナーで熱して煮立ったら完成なので何も難しくありません。
ご飯だけ炊くか、ご飯もレトルトを持参しすき焼き丼にするのもおいしいですよ!
「カレーライス」も定番といっても過言ではないキャンプ飯です。
基本は炊飯した後に温めたレトルトカレーをかけるだけですが、それだけだと味気ないと感じる人もいるでしょう。
そのような人は、少しだけ豚バラ肉などを持っていっていくと安心です。
焼いて塩コショウで軽く味付けをしてからカレーに載せると良いです。
辛口が好きな人でも、水を確保しにくい自然のなかでは甘めにしておくのが無難といえます。
ジャンル④ 実は失敗することが少なく美味しいオムライス
もうちょっと調理に重点を置きたい人は「オムライス」が向いています。
玉子を薄く敷いて味付けをしたら満遍なく焼きましょう。
普通のオムライスはご飯をそれで包みこんで仕上げますが、そこまで丁寧にする必要はありません。
焼きあがったら、ご飯を覆うように落として豪快に食べるのがソロキャンプ流です。
ただし白ご飯ではなく、味付けしたライスを使ったほうがおいしくなります。
ケチャップやコンソメなどを混ぜて作った自家製ソースに、炊き上がったご飯を投入して絡めてください。
しっかりと混ぜておくと、玉子の味が引き立つようになります。
さぁ、あなたもソロツーリングキャンプへ出かけましょう!
ベテランほど手を抜くのが上手なキャンプ。
ソロツーリングで行ったキャンプであればなおさらです。
格別においしいものを作るのではなく、キャンプというシチュエーションを存分に楽しむことが大事ですよね。
思い立ったら今すぐにでもキャンプツーリングに行きましょう!