ZX-25Rだけじゃない。カワサキは電動バイクでも驚きをもたらす!
今年のカワサキのリリースが熱い内容ばかりなのは皆さんもご存知の通り。
まずは東京モーターショーで公開されたZX-25R!
みなさん「本当に出た!」という感想が多かったと思います。
その他にも東京モーターショーではワールドプレミアを3連発!
次にEICMAですが、なんとイタリアの老舗Bimotaとの合弁会社の設立を発表。
買収のうわさも以前よりありましたが合弁会社設立という形をとることになりましたね。
そしてこれらのニュースよりも注目度は低いものの、EICMAではもう一つ大きな出展がありました。
それはカワサキの電動スーパースポーツバイクの発表です。
ご覧通りモーターは車両の中心にレイアウトされ、チェーンドライブかつ4速のトランスミッションを設けているのが非常に特徴的。
通常電動車両はガソリン車の時に必要だったトランスミッションが不要になることを利点にしているのですがカワサキの場合は従来のガソリンバイクを好きなユーザーがどれだけ満足できるか?という部分にこだわったのだそうです。
スタイリングもガソリンバイクのスポーツバイクとぱっと見ただけでは見分けがつきません。
徹底していますよね。
一方サムブレーキのようなもので回生ブレーキを設けてみたり、電動バイクとしてのツボはしっかりと抑えていますね。
この電動バイクは2017年に公開された特許図のモデル。着実に開発は進んでいる。
いきなり登場した印象もあるこの電動バイクですが、実はカワサキ電動バイクの特許を2017年に公開していました。
しかもその特許に載っている特許図に今回公開されたモデルとおなじ車両の構成図まで載っています。
先行研究の内容を確実に形にしてくるあたりが立派ですね。
電動バイクについてはバッテリーのコストや航続距離が短いという問題など、高いハードルがまだまだ残されていますが、カワサキならまた驚きの電動スーパーバイクを世の中にリリースしてくる可能性は大いにありますよね。
電動バイクはつまらない、などとよく言われますがカワサキが打ち出す電動バイク楽しみですね。