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ついにハーレーもアドベンチャーモデルにパンアメリカで切り込んできた!
アメリカンモデル、ローロングのクルーザーモデル系のモデルラインナップしか持っていなかったハーレーダビットソン。
ブランドイメージの向上といった観点ではこのようなラインナップの戦略は非常に重要ですよね。
ハーレーのモデルと言えば、と問われたときに浮かんでくるジャンルって皆さん変わらないと思います。
例えばホンダだと、スーパーカブを思い浮かべる人もいれば、MOTO GPを思い浮かべる人もいます。
もっと言うとジェット機を思い浮かべる人も。
ここまでの広がりが出るとそれ自体がホンダブランドだったりするのかもしれませんが。
すこし話がずれてしまいましたが、ホンダではなくハーレーがこれまでのモデルと全く異なるアドベンチャーモデルのジャンルに切り込んできたのです!
これまでにも情報リークはありましたが、EICMA2019で正式公開されました。
これは驚きですし、どんなマシンなのか気になりますよね。
この記事で見てみましょう!
Pan America(パンアメリカ)はハーレーの新しい挑戦モデル
良くも悪くもかなり衝撃的なマシンなので、細かい説明に入る前に映像をご覧ください。
おそらくモーターサイクルナビゲーターの読者の皆様はハーレー乗りがあまり多くないと思うのですが、このモデルのデザインを素敵・カッコイイと思わないと思います。
あまりネガティブな発言をすると、あとで読者様からお叱りをいただくこともありますが、
筆者自身Pan Americaのデザインには衝撃を受けました。。。
正直、かなりカッコ悪いと思いました。
しかしながら今まで古典的だったハーレーの新しいチャレンジは大きな賞賛に値するものだと認識しています。
このコンセプト映像でも出てくるように既存のガソリンエンジンモデルだけではなくLiveWireなど変化しようと模索していることがわかります。
またしても脱線してしまいましたが、もしかするとハーレーがローロング系モデルの派生モデルと今後アドベンチャーモデルを多くリリースし、BMWR12000GSのようにジャンルを築き上げるかもしれません。
こんな干上がった塩湖って欧州よりもアメリカというイメージ。
俺たちはPan Europeじゃない、Pan Americaだ!というハーレーの開発陣のメッセージが聞こえてきそう。
このチャレンジは良い意味で見ものです。
機能や装備、スペックを見てみましょう。
改めてフルパニアを装備したPan America(パンアメリカ)をご覧ください。
まず気になるのが、やはりエンジン。
欧州の厳しい排気ガス規制(Euro5)に準拠するために新設計された、新型 水冷Revolution Max 1250ccVツインエンジンを搭載。
このDOHC Vツインエンジンは、60°の狭角Vツイン。
バランスシャフトを装備しツアラーモデルにはやっかいな振動を解消しているとのこと。
驚きなのがエンジンパワーです。1250ccエンジンからはであり、ハーレー曰く145馬力以上を発揮、トルクは120Nm以上とのこと。
とてもパワフルです。。。
BMW R1250GSは134馬力、140Nmなので、ハーレーの方が最高出力を絞り出す傾向のエンジンですが遜色無いですね。
足回りに関しての情報は実は少ないです。。。
新設計のブレンボラジアルマウントキャリパーの装備しています。
これ以上の具体的な情報はないのですが、以下の画像を見ると、セミアクティブサスペンションの搭載もわかってきます。
またハーレーには珍しいチェーンドライブ。
(画が出ていないので分かりませんが、おそらく)TFTディスプレイとマルチボタンコントロールスイッチボックス、調整可能なフロントスクリーン、スイッチ系の多さを見るにスマホをBlurtoothでコネクトした機能も搭載していそうです。
ということで装備や機能、スペックに関する情報は欧州や日本メーカーと比べるとかなり少ないのですが、勝負するところはそこじゃない!というハーレーからのメッセージなのかもしれません。
日本にも遅ればせながら入荷されるモデルになると思います。
価格や乗り味の情報を含めたハーレーの挑戦モデルPan Ameriaを追いかけます。
もう一台のチャレンジモデルであるBronx975も必見です!
詳細情報はこちら!