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今年の8耐はすごかった!!
モーターサイクルナビゲーターをご覧の皆さん。
お熱うございます。
編集長の山本です。
いやぁ暑いですねぇ、バイクに乗っていると溶けちゃいそうな暑さです。
この時期は熱中症対策万全でお出かけくださいね。
さて、このクっ〇熱い夏。
熱いといえば今年の鈴鹿8耐も相当でしたね。
映像参照元;ヤマハ発動機-2019年 鈴鹿8時間耐久ロードレース
見どころが満載過ぎて、とても制限字数内でレポートするのは無理そうです。
「最終的な」リザルトは多くの方がご存じの通り。
トップを快走中の#10Kawasakiレーシングチームがレース終了2分前にまさかの転倒。
ファイナルラップに赤旗でレースが終わるという大波乱でした。
映像参照元;日テレG+
一度は優勝旗を手にしたヤマハでしたが…。
映像参照元;日テレG+
レースディレクションのゴタゴタの末、YZF-R1 5連覇は幻となってしまいました。
まぁレースの展開は、Kawasakiさんのペースだったので、ヤマハが最終結果に異議を申し立てなかったのはスポーツマンシップに真摯な対応。
これはこれで称賛されるべき準優勝だったと思いますよ。
いや、本当にすごいレース、スゴイ8耐でした。
きっと後世に語り継がれるような内容だったと思います。
実車でじっくり余韻に浸ろう!
そんな激闘の余韻も冷め切らない8月1日、私はヤマハコミュニケーションプラザに行ってきました。
エントランスで私を出迎えてくれたのは…。
#21 TECH21カラーのYZF-R1!
レース前には秋葉原や品川などいろいろな駅に展示されていたようですね。
今年はもっぱらTV観戦でしたので、生で見る拝むのは初めて。
「やっとあえたぁ!」と一人で感激しておりました。
いろんな角度から眺めまわしてみたわけですが、当然ながら公道で見かけるR1とはほぼ別物であるということがわかります。
しかも細部の作りが美しくまとめられているのがいいですね。
レース終了30分前ごろから急に雨が降り出して他チームがペースを落とす中、3位からの猛追が始まって誰もが驚いた優勝台。
映像参照元;ヤマハ発動機-2019年 鈴鹿8時間耐久ロードレース
決勝を走ったマシンではないということですが、それでもこうして実写のスケール感を目の当たりにすると、TV越しに見たあの興奮がよみがえります。
勇者たちと共に過ごすひと時
実は今回ヤマハコミュニケーションプラザに展示されているのは、今年のTECH21カラーだけではありません。
2015年からの連勝を飾った勇者たちと一緒に並んでいますよ。
特に2017年車にあっては、カウルにこびりついたカゲロウの亡骸たちが、8時間の激走の生々しさを今に伝えています。
ちょっと角度を変えてみてみると、タンク周りの変化などが見えます。
ワークスのR1はCPUが後端にあるようで、データーロガーのやり取りをするコネクターの差込口もあり、一般のR1とはだいぶ違いますね。
一段低いステージにあった’15-’16年車が映っていませんが、この3台のヒップラインはかなりセクシー。
『きっとその中身も相当苦心しながら進化させてきたんだろうな』
と、これらのマシンに携わった方々の労苦に思いをはせたりします。
まとめ
1985年のヤマハワークス8耐初参戦から、今年で34年目の夏。
ヤマハコミュニケーションプラザには今、今回ご紹介している連勝モデルのほかにも、
平忠彦・エディ・ローソン組みで念願の初優勝を飾った1990年も含み、8耐に参戦したワークスYZF750も展示されています。
今年の8耐もそうでしたが、思えばヤマハYZFの参戦は最初からドラマに満ちた参戦でした。
惜しくも連勝は逃しましたが、来年はヤマハワークスにとって35年目の8耐。
また鈴鹿で新たなドラマを繰り広げてくれることでしょう。
ヤマハコミュニケーションプラザは静岡県磐田市にあるヤマハ本社となり。
中には地元食材を使った軽食が楽しめるレストランカフェもあるので、ツーリングがてら立ち寄ってみるのもよいですね。
ちなみに、8耐マシンの雄姿を間近に見ることができるのは9月末までであるとのこと。
(※車両貸し出しのため、期間中に展示がない日もあるそうです。)
ぜひこの機会に、ヤマハが誇る8耐の勇者たちに逢いに行ってみてください。