YAMAHA 新型YZF-R25まもなく国内で3月にも発売?既に予約受付店も!
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待望の2019年型YZF-R25が、もうすぐやってくる!

ヤマハ発動機は2月19日、同社の公式ホームページに新型YZF-R25の「顔」写真を載せ、

「COMING SOON」

というコピーを添えて公開しました。

新型YZF-R25/3は、昨年10月12日(北米西海岸標準時)にアメリカ・ラスベガスで開催されたAIM EXPOで正式発表されたモデル。

既に海外では従来車に代わって、各現地ヤマハ公式ホームページ上にラインナップされています。

それだけに、国内発売を待望する声も大きく、モーターサイクルナビゲーターでも、たびたびお伝えしてきました。

ヤマハコミュニケーションプラザで見た新型R25のレーシーな雰囲気

国内発売に先だって、ヤマハは昨年末からヤマハ発動機本社に併設されている「ヤマハコミュニケーションプラザ」において、生産国のインドネシア仕様のYZF-R25を展示。


私も現行車に試乗させていただいた後だっただけに、実際に見る新型のフロントカウルはかなり小ぶりになっている印象を受けました。

見た目にわかりやすい変更点


このフロントカウルには今回からGPマシンYZR-M1由来のエアスクープが採用されていますが、販売状態ではダミーとなる模様。

ただ、ここまで大きく空いたエアスクープですので、レーシングキットパーツではぜひ有効に活用してもらいたいものです。


フロントは新たに奢られたカヤバの41mm径倒立フォークが乗り味にプラスされた強さを予見させます。

また、カウルデザインについても、

2018年モデルに比べ、


YZF-R6にも似の、より空力を意識したフォルムにかわっています。

よく見ると見えてくるモデルチェンジの方向性


オフセットシリンダーで燃費とパワーを両立したパワートレインや、

コンパクトかつ強健なフレームは、現行車からほぼそのまま引き継がれる模様。


その為、フロントを映さないこのアングルからは現行車とに差を大きく感じません。


同様に、テールライトのデザインに変更もないので、パッと後ろから見ても新型だと気付かないかもしれませんね。


しかしよく見れば、タンクは現行車よりも20mmほど低く抑えられており、その形状も「R」のDNAを存分に表現したものへ進化。

やはりここからは、かなりアグレッシブなイメージを掻き立てられます。


上の写真は2018年型のハンドルの写真。

現行車のハンドルはセパレートながら、トップブリッジから高さを持って取り付けられているのがわかりますね。


対して新型では、ハンドルはトップブリッジの下からが生えていて、現行車よりハンドル角が大幅に変わっていることがお分かりいただけると思います。

これまでわかっている情報でハンドル位置は、現行車と比べ、22mmほど低い位置に下げられているということで、ライディングポジションは若干前傾することになるようです。

ハンドル単体のアングルだと若干見にくいので、角度を変えて見てみるとこんな感じです。


※インドネシアなのでフロントにもナンバーステーがあります。

R1の様に肉抜きされたトップブリッジはかなりレーシーな雰囲気ですね。

スタータースイッチも最近のヤマハ車に倣って、キルスイッチと一体になっています。

さらに、メーターはこれまでのアナログタコメーター+デジタルスピードメータという従来の構成から、MT-10に準じてすっきりとしたフルデジタルメーターに変更。


この形式のメーターは私もMT-10のスタンダードモデル試乗の際に見ていますが、文字の配列や大き差が目にやさしく、非常に視認性の良いメーターです。

ちなみに、このメーターは当然ながら、


↑YZF-R3のメーターとはタコメーターとは違い、レッドゾーンの開始位置がR25では14,500RPMから、R3の場合は12,500RPMからと、それぞれ異った仕様になっています。

全体の変更点は少ないようにも見られがちですが、こうしたフロント周りからタンクにかけての変更によってライダーの頭の位置を低く抑えようとしている意図が見えます。

昨年ラスベガスで発表された際、この変更により空力が上がり、最高速を約4㎞/hアップを実現したと発表していました。

新型では従来のフレンドリーさに、サーキットユースやワインディングでの楽しさが、さらにプラスされた乗り味が期待できそうですね。

カラーバリエーション、国内ではどうなる?

海外でラインナップされているカラーバリエーションは、前にお示ししたブルーの他、


マッドブラックと


レッドがインドネシア仕様として、


ホワイトは欧米のヤマハホームページで見ることができます。

国内仕様として用意されるカラーバリエーションやデカールの柄等に変更があるかもしれません。

実車を見た感想として、平面的な写真とは意外なほど雰囲気に差があるというのがわかりました。

なのでカメラマン氏にとっては大変生意気な話ですが、写真はあくまで参考として考えた方がいいですね。

やはり各カラーとも、現車の雰囲気を早く味わいたいものです。

価格はいくら?発売日はいつ?

2019年2月20日現在、ヤマハのHP上でYZF-R25/3について検索すると、

価格についてはこのような表示になっています。

パーツの多くはこの現行車から引き継がれるようですが、倒立フォークやトップブリッジ、またタンクやカウルの新造に新たな金型を起こしているようです。

それらを加味して考えていくと、価格は3~5万円増は堅いところですね。

しかし、エントリーユーザーのフレンドリーであるマシンの性格と、年内消費税率10%増等も加味すると、R25_ABSで65万円、R3でも60万円台をキープさせるのではないかと思います。

また、今回公式HPの発表をきっかけに、WEBで情報を集めてみると、YSPはじめ各販売店でも「新型YZF-R25まもなくです!」という表記があちこちに見られます。

同時に「新型YZF-R25予約しました!」という方の書き込みも見られますので、この段階では既にファーストロッドの出荷日程もしっかりと決まっているのではないでしょうか。

そうした状況を考えると、国内発売は秒読み段階。

恐らく、2019年3月第一週にはヤマハから正式な発表があるでしょう。

モーターサイクルナビゲーターでは新型YZF-R25について、試乗可能な車両を確保でき次第2018年モデルとの比較試乗を行ってまいります。

その節は張り切ってレポートしたいと思いますので、引き続きモーターサイクルナビゲーターをよろしくお願いいたします。

ちなみにこちらは、昨年ラスベガスで公開された2019年型YZF-R3のプロモーションビデオ。

やっぱり写真で見るより引き締まっていてかっこいい!

映像参照元;YAMAHA/EU/YZF-R3
      YAMAHAインドネシア/YZF-R25-ABS
ヤマハ発動機/YZF-R25/3/SPEC




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