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新型CBR1000RR-Rの最新情報はこちら!
ついに来ました!
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ついにHondaが本気を出す⁉
Hondaの新型CBR1000RRが来るEICMA(ミラノショー)かINTERMOT(インターモト)で公開になるのではないかと見られています。
現行モデルは192馬力で、もちろんフルスペック使い切れるライダーは少ないでしょうが、ライバルモデルに対して見劣りしていました。
ライバルモデルが200馬力超えを達成していますから、Hondaも本気を出して200馬力を超えてくるものと考えられます。すでにテストの段階では212馬力をマークしているとの情報もあります。
現行モデルは2008年モデルのエンジンがベースですから、完全新設計のエンジンであることは間違いないと思います。
フロントカウルの中央部には今までのモデルよりもかなり大胆なデザインのエアインテークも設けられ、より吸気性能も高められているようです。このあたりもライバルモデルでは当たり前の仕様になっていますね。もっともHondaも2007年モデルのCBR600RRでフロントのエアダクトを装備しているので、なんら難しいことはないかと思います。
新型モデルのHonda内部情報
あれはCBR1000RR-SP2が発売され、購入権の抽選会が行われている頃だったと思います。
「今年の8耐は本社から必勝命令が出ているので今年は行きますよ!!」
筆者はHONDA関係者からそう聞いていました。
しかし、結果は多くの人が知る通り。
気まぐれな天候とペースカーに翻弄された部分は大きかったことを差し置いても、CBRにとっては課題の残る2位表彰台。
中上貴晶選手も表彰台で悔しさをにじませていましたね。
実はHONDAの関係者から筆者が聞いていたのは、それだけではありませんでした。
「CBR1000RRは今、FMC(フルモデルチェンジ)に向けて開発が進んでいます。お楽しみに!」
2018年型がリリースされたのはその話の後でしたが、結果としてカラーチェンジのみとなっていたので、『このことではないだろう』と思っていました。
今年の8耐も終わって間もない8月、まるで来年の必勝予約をするかのように、海外サイトMCNが、
「今秋、新型のCBR1000RRがヴェールを脱ぐ」
と報じています。
これを見たときには
「おっ、来たな」
そう思ったわけですが、今回はその2019年型CBR1000RRを見ていきたいと思います。
新型CBR1000RRの姿
毎年11月初旬に行われるECIMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)。
ここでは次々と来季モデルがベールを脱ぎ、お目見えしたモデルの大半は次年度の春~夏までには店頭に並ぶというのが定番です。
MCN(英)は今年のECIMAで、HONDAが2019年型のCBR1000RRのワールドプレミアを行う見込みだと報じました。
まず彼らが報じているCBR1000RRの姿をご覧いただきましょう。
MCNが報じる2019年型CBR1000RR
ちなみに、下がホンダのHPから拝借したSP2の写真です。
「えっ、CG?またカラー変更?」
そうですね、もしこれが実車ということなら、FMCと言うよりは現行車の熟成版のようにも見えます。
そういう方のために、各部をもう少しアップで見てみましょう。
まずはわかりやすいところから。
サイレンサーの形状は後端に鋭くなって、なかなかリファインされた感じですね。
ホイールもマルケジーニを履いていますね。
ここから判断すると、これはSP2に相当するモデルなのではないかと思います、
とすると、写真のモデルのほかに、アルミホイールを履いたスタンダードモデルもあるのかもしれませんね。
アンダーカウルに目を移せば、外装がカーボン製であることがわかります。
またクランクケースの色がツートンになっているので、これはひょっとしたら最初から破損防止の2次カバーがついているのかもしれません。
ライバルであるYZF-R1(M)も外装パーツはカーボン製。
これを睨んだ軽量化ということもあるのでしょうし、サーキット走行を前提に2次カバーがついているとすれば、その性格もうかがい知れるところです。
この部分だけでも、オーナーの所有感はかなりのものでしょうね。
目線を上に移すと、顔つきこそ現行車に似ていますが、カウルの下部が前にせり出した形になっているのがわかります。
また、カウルサイドにはmotoGPで各チームが採用しているエアロカウルが導入されていますね。
CBRは空力的に苦戦しているという話もありましたから、これはホンダの「意気込み」とみていいでしょう。
お気づきの方も多いと思いますが、最大の変更点はトップカウルの鼻先。
中央にエアラムインテークが設けられ、カウルは新気をその中に導入しやすい形状になっているようです。
まだまだCG?という疑いもまだありますが、写真にはそのインテーク内部の構造物までしっかり写っています。
この映像のクオリティーだけでなく、かなり現実的なデザインだと思えるので、筆者はやはりこれは実車なのではないかと考えています。
気になるエンジンスペックは?
ライバル車が最高出力200PS前後であるなか、現行CBR1000RRは192PSと控えめ。
と言っても、20年前に初代R1が150馬力を出して「凄い」と言われていたわけで、192psとしても十分に凄いのです。
CBR1000RRの開発責任者の佐藤 方哉氏は、ホンダのHP(CBR1000RRエンジニアトーク)の中で
佐藤 方哉氏 写真参照元;CBR1000RRエンジニアトーク
世界中にたくさんいるであろう、そんなライダーが初めて乗ったとき、安心して、スーパースポーツならではの圧倒的な運動性能を楽しめる。それも、自由自在に楽しめる。走りを愛するライダーの夢を叶えられるような一台にしたかったんです。
と語っています。
あえてライバルたちよりもマイルドな設定にしたのは、サーキットを主軸としない多くのライダーにも、普段使いのバイクとして楽しめるようにしたいという狙い。
先日オーナーさんからCBR1000RRSPをお借りして、道志みちを走らせたときもそれは感じました。
しかし、パワーも魅力とするならば、そこはカットせず、この方向性の中で活かしてもらいたい気もするのは筆者だけではないと思います。
現時点、国内外の様々なWEBサイトでは、2019年型CBR1000RRの最高出力が、パニガーレV4 よりも強力な215馬力となるだろうと報じています。
真実はまだまだ公式な発表を待つよりありません。
しかし、それをしてもホンダとしては、CBRを単に尖がったモンスターにするのではなく、佐藤氏の語るようにトータルで扱いやすい215psに仕上げてくれるのだと思います。
あるいは、スタンダードやSPそしてSP2というグレードの住み分けをこれまで以上にはっきりした形にするのかもしれませんね。
若干の価格上昇も?
現在、CBR1000RRは、スタンダードで2,046,600円 (消費税抜本体価格 1,895,000円)。
SPは2,494,800円 (消費税抜本体価格 2,310,000円)。
さらに限定車のSP2は3,056,400円 (消費税抜本体価格 2,830,000円)という価格設定となっています。
2019年型CBR1000RRは185㎏複雑な形状のカーボン外装や、そのほかにも現時点では明らかにされないいくつかのリファインが施されている模様。
写真のモデルがSP2だったとして、価格はおよそ30万円ほど上昇の335万円。
SPがこの外装にアルミホイールだったとして、280万円前後。
樹脂製カウルだったとしても、形状が複雑になっているので、10万円UPの260万円付近。
スタンダードも恐らく10万円UPの215万円と、じんわり値段が上がることになるかもしれませんね。
発売時期は?
恐らくMCNが報じる通り、今秋のEICMAでワールドプレミアとなるのであれば、店頭に並ぶのは恐らく2019年春。
しかし、写真で見る限りこのモデルが現行車をベースにしたものと考えるなら、開発のスピードも速いかもしれません。
また、日本で消費税率が10%に引き上げられることや、冬のボーナス時期ということもあり、日本仕様も早々12月までにはドリーム店に並ぶのではないかと筆者はみています。
となれば今年のサンタクロースも忙しくなりそうです。
まとめ
さて、今回は筆者ももっといろいろなと部分を見たい気もしますが、入手できる写真の点数も限られていた上、情報も少なかったので、詳細は今後の情報を待つことにしましょう。
冒頭に話を聞いたホンダ関係者からは、今後のホンダ2輪の見通しなども少し聞いています。
彼によると、
「オリンピックイヤーの2020年に向けて、ホンダでは2輪4輪を問わず多くの車種が計画されています。」
とのこと。
これは大いに楽しみですね。
実は、筆者はこのとき、新型CBRの開発状況と共に、うわさされるRVF1000Rの開発状況についても聞いていました。
結論から言ってV4については、現時点では2018年2月に同氏への取材時から大きな進展はないそうです。
しかし、
「今年は全日本ワークスチーム復活をはじめ、車内で『fun事業』と呼ばれる大型二輪事業に対する社内の風向きはよく、場合によっては開発の余地もゼロではないと思います。」
と語ってくれました。
この開発時期については、
「同時開発機種が複数あるため、開発中のトラブルや工場での受け入れ状況によっては開発がずれ込む可能性もあります。」
(早まることはほぼないとのこと。)
掲載してよい話として語っていただいたので掲載しますが、これはかなりワクワクできる内容ですよね。
新型CBR1000RRの登場も含め、今後のホンダの動きから目が離せません。
来年の8耐、R1の5連勝はこのCBRと際どい争いになる?
これは今から楽しみです。
2019年型CBR1000RR写真参照元;(英)Motorcyclenews
その他、CBR1000RR情報多数!
2020年 新型CBR1000RRの情報達。
Honda V4のスーパースポーツRVFも楽しみ。
CBRはスーパースポーツの先駆け。昔からずっと注目されてきました。
これらは前のモデル。