バイク女子 3姉妹の熱いバイク物語!
Googleイチオシ記事

3姉妹+親友のバイク女子4人の物語

私達4人は、お父さんが経営する茨城県坂東市にある岩井サーキットという、
モトクロスや、ミニバイクが走れるサーキットでお手伝いしながら、ミニバイクに乗らせてもらってます。

お父さんが経営するサーキットなので、物心ついた頃からお父さんが走ってる姿を見てました。

小さい頃は、バイクの良さがまだ分からなくて、少しバイクが嫌いでした。

でも、私が中学生位の頃に、お父さんと岩井の練習生が筑波選手権のCBR250r drem cupに出場する事になって、
それと同時に、よく岩井のレースに手伝いに来てくれてた亜弓の友達の五十嵐かおりも入れて、
私達にとって初めてのレース活動が始まりました。

バイクってカッコイイ! 乗りたい!

CBRの整備を一緒にやったり、レースの時にピットクルーとして、
チーム一丸となって頑張って、ホントにライダー達が努力してる姿を、
長年サーキットに居たのにこの時始めて感じて、皆でレース活動をしてるウチに、
本当にバイクレースがとっても大好きになって、初めてライダーってかっこいいって思いました。

以前、レディースのレースをやって居るのを見て、出場している女性ライダーが本当に本当にカッコよくて、
涙が出そうになるくらい目が輝きました。その時初めて、
自分もこの人達みたいにカッコよく走って見たい!って思いました。

でも、お父さんはとても心配性で今までバイクに乗せてくれる事はありませんでした。

自分の子供だけには乗せないといっていたのを知って居たので、言えませんでした。

でもダメ元で「レディースのレースかっこよかったよね、あんな風に走れたら良いよなぁ」
って言ったら、
「馬鹿な事言うな、そんな簡単な物じゃないし、
骨とか折れるし鎖骨折って手術したら傷何て一生消えないし皆骨何て折れる覚悟でやってるんだよ、
バイクに乗りたいなんて叶わない夢ですねー」って言われました。

今では全員熱いライダー、レーサーに!

それから、CBRのレースを手伝いながら時間が経って、
ある日何の前触れもなく、かおりが岩井にあるツナギとかフル装備で、
今まで私達には触らせてくれなかったお父さんのNSR50を乗ってる写真が送られて来て、
3人とも衝撃過ぎて、ビックリしました。

それをキッカケにパパを説得し週末3人とも乗せて貰える事になったのが最初のきっかけで、
4人ほぼ同時に乗り始めました。

最初、速い人で28秒〜30秒で走るコースを亜弓とかおりは45秒位だったので、
2人が45秒なら自分はもっと速く走ってやろうと思って、その時の限界まで頑張りました!

でもタイム聞いたら何と90秒…。

29秒で走ってる皆や、45秒で最初走れた2人がとても凄い人に感じました。

その時期は何もかも恐怖との戦いでした。

皆で同時に始めたミニバイクなので、皆自分が一番になる事しか考えてなくて、
2台しか無いバイクの取り合いでした。

何もかも一からお父さんが教えてくれてたので、営業終了後、
帰りの居酒屋でもバイクの話しばかりで質問攻めにしました。

一番になりたくて、皆が聞いてない事を自分だけ聞きたくて、
家に帰っても会話でバイクの乗り方を教えてもらいました。

バイクの仕組みも身体の使い方も何もかも会話で覚えていきました。

乗り始めで、乗る度にタイムが縮まって行ったので、
誰が一番乗って練習出来るか本当に皆お互いに負けたくなくて、ずっとバイクの事ばかり考えてました。

しばらくして、お父さんが4人それぞれにバイクを用意してくれました。

2015年の秋、私のはNSF100、お姉ちゃんはNSR50、妹はNS50R、かおりはNSF100、
それぞれ自分たちのバイクと出会い私達のバイクライフが本格的に始まりました。





この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
プレスリリース
【トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社】 トライアンフモーターサイクルズ、ワーナー・ブラザース映画製作の “悪カワ”クレイジー・アクション映画 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』とのタイアップでスクリーンに登場
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社のプレスリリース(2020.02.26) トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社 トラ...