ツーリングはバイクの大きな楽しみのうちの一つですが、
持っていきたい物、必要な物は時代によって変化してきます。
一方、昔も今も変わらないものもあります。
ここでは、バイク歴30年のベテランライダーである筆者が、
バイクツーリングに是非持っていきたいグッズを解説します。
目次
インカム
これは現代ならではのグッズで、
Bluetooth(無線の一種)でヘルメットにつけた本体とスマホ等をつなぐ装置です。
ヘルメットにスピーカーを埋め込んでいるので、音楽を聴きながら走ることもできますし、
電話がかかってきたときに本体のボタンを押せばハンズフリー通話も可能です。
一度使ったら手放せない、非常に便利な、IT社会ならではのグッズです。
SYGN HOUSE(サインハウス) bluetoothインカム B+COM(ビーコム)
シガーソケット
ナビの電源を取る、USB充電器を接続してスマホの充電をしながらナビ代わりに使う、
ビデオ撮影の電源を取る等ができます。
今では、新車で既に装着されているバイクも増えています。
ただし電装品をつなぐ際には、バッテリーの負担にも注意しましょう。
胸部プロテクター
ツーリングにおいては、安全にも留意したいものです。
警視庁の統計によると、昨年中にバイク事故でケガをしたライダーの損傷部位は、
頭部と胸・腹部が大部分を占めています。
ヘルメットは今や装着率100%と言えますが、二番目にケガの多い胸部を守るプロテクターについては、
まだ広く認知されていないというのが現状です。
しかし衝突して投げ出された場合、背中あるいは胸を強打すると致命傷になる可能性があります。
万が一事故に遭ったとき、胸部プロテクターは非常に有効であることを知っておきましょう。
胸と背中を保護し、メッシュタイプで通気性の良いものも販売されています。
コミネ(Komine) 胸部プロテクター チェストアーマー
ツーリングマップ
「今や、ナビがあるのにマップ?」
と思われるかもしれませんが、ナビではどうしても表示範囲が狭くなってしまいますし、
例えば走っていて前方に見える綺麗な山の名前は? 近くの名所はどこ? という場合、
見やすさは地図にはかないません。
またバイク用ツーリングマップであれば、道幅が狭い、
秋から春は通行止めなどライダーにとって有用な情報が書いてあります。
ナビだけを頼りに走っていると、あとでコースを思い出せないということもあります。
このように紙のマップがあれば、現在位置や近くの情報を的確に得ることができ、
これらはナビではなかなか得られないものです。
ツーリングマップル 北海道 2017
ガムテープ
最後にあげておきたいグッズは、ガムテープです。
布製の丈夫なものがいいでしょう。
もしくは車両に長く貼り付ける時や、
跡が気になる時には養生テープが良いです!
養生用テープ 白 50mm×25M
用途は応急処置がメインとなりますが、
思いつくままに書いてみると、たくさんあります。
・荷物の固定
・レインウェアが雨漏りしたとの補修
・ウインカーレンズやカウルが割れたときの固定
・ロービームが切れたときライトの上半分に貼る
・寒い時期ラジエターに貼って過冷却を防止
・荷物の固定
・出血時の応急処置
などです。
いずれも遭遇したくない場面ですが、あると非常に助かるグッズです。
逆に言うと、私には無いと困るアイテムです。
このように、現代ならではのグッズ3点、昔から変わらないグッズ2点をご紹介しました。
これらを是非使用して、快適で安全なツーリングを楽しんで下さいね。