※モーターサイクルナビゲーター新鋭ライター「大城あしか」さんの記事です!
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ラストモンキー!50周年スペシャルが500台限定販売
1967年にZ50M型として初リリースされたHONDA MONKEY(モンキー)。
半世紀にわたり、ミニバイクを愛するライダーたちに愛されてきました。
コンパクトで可愛らしくも、個性的なボディにあふれるアソビゴコロが、コレクター魂をくすぐるバイク。
これらがモンキーの魅力でしょう。
モンキーの50周年を記念して、
2017年2月28日に『モンキー・50周年アニバーサリー』が発売されました。
初代モデルのZ50Mをモチーフとしたデザインがとても好評で、
発売してから半年を待たずに現在は受注終了となるほど、
絶大なる人気っぷりをアピールしました。
世代を超えて愛されてきた、
モンキー・50周年アニバーサリーモデルが絶大なる人気を集めたその背景に、
衝撃的なリリースがあったことを言い添えておく必要があるでしょう。
ホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長が、
3月24日に開催された東京モーターサイクルショー2017のプレスカンファレンスにおきまして、
「今年8月末にモンキーの生産を終了と予定している」と発表をしたのです。
生産を終了する経緯としましては、
モンキーのみならず昨今の原付バイクにつきまとう排気ガスの規制強化に関する取り組みが挙げられます。
半世紀にわたってミニバイクシーンを牽引し続けて来たモンキーも時代の流れには逆らうことができませんでした。
大変な人気を誇っており、
いわばホンダの顔と言っても過言ではないモンキーについて、
加藤社長は「50年という節目ということもあり、泣く泣く生産販売を終了する」と述べました。
このニュースリリースを受けて、
モンキーの50周年アニバーサリーモデルへの注目にさらなる拍車をかけることになったのではないでしょうか。
モンキー生産終了のニュースを最近知って、
「50周年アニバーサリーモデルを買いそびれた!」
と嘆いているモンキー愛好家やファンの方々もいらっしゃることでしょう。
しかし、安心してください!
50ccモンキーの最終モデルとなる「モンキー・50周年スペシャル」が500台限定で発売されるのです。
過去に限定リリースされ、人気を博したメッキモンキーをリファイン。
栄光の50周年にふさわしい輝かしいメッキと、
それに対比するブラックのボディが堂々たる存在感を示しています。
オーダーエントリー期間は、明日7月21日の10時から8月21日の23時59分までとなっており、
エントリー数が限定台数を超える場合は抽選となります。
惜しまれながら今年限りで「引退」を宣言したミニバイクの王様、
モンキーの最終モデル『モンキー・50周年スペシャル』は、ファンならずとも手に入れておきたい逸品!
限定500台の希少なラストモンキーです。
もしかしたら、街中で見かけることはできないかもしれませんね。
そしてこれからは次期型モンキーに期待しましょう。
【ライター紹介】
大城あしか(@417ena)
スポーツツーリズムを中心とした生活を目指すフリーライター。
二輪歴20年、これまで乗って来たバイクを示す記号はYYSSH。
2016年に念願だった大型二輪免許証を取得するも、PCX150に跨がる街乗りゆるゆるライダー。
いつかはハーレーならぬ、いつかはカワサキ。
バイク情報からイベントレポートまで幅広くお伝えいたします。