目次
はじめに
モーターサイクルナビゲーター運営陣はバイク乗り、バイク馬鹿、
バイク大好き人間です。
でも好きであれば、危険性といった部分もしっかり考えなくてはいけません。
今回はまず、バイク乗りが一瞬油断すると事故につながり、
痛い思いをする、という映像を紹介します。
(グロテスクなものではないですが、痛さは伝わるライトながらも良い動画です)
その後で、実際に事故やトラブルを経験したことがあるお二方に、
思いを語ってもらいました。
バイクを否定するわけではなく、
今後も一生付き合っていくために、
今一度気を引き締める材料にしましょう。
まずは映像をご覧ください。
こちら。
こちらのライダー鎖骨を折ってしまったようですね。
運転中にスマホ操作は言語道断ですが、
身に付けているプロテクター等はしっかりしています。
恐らくバイク好きで、普段はしっかり乗っているライダーなのではないでしょうか。
次は経験者に語ってもらいます。
さて、この映像を見て少し気が引き締まったところで、
事故トラブル経験者お二方のご意見をいただきましたので、
紹介します。
(※以下、頂戴したご意見①です)
若いころは誰もがあこがれを抱くバイクですが、
バイクには危険がつきものだという認識はお持ちでしょうか?
事故は突然予期せぬ時に起こり得るものです。
特に雨の降っている悪天候の日などは、
視界がヘルメットなどの影響で狭くなっていて、
シールドの部分には雨の水滴などがついてさらに注意が散漫になってしまいがちですよね。
道路上には様々な弊害があるということを意識して運転した方がいいと思います。
例えば、道路の車線区間の白線や横断歩道の白線、マンホールなどです。
最近では道路も水はけを良くするために、
特殊なセメントを用いた施工が施されている道路も多くなってきたため、
そのような道路でも安心はできないものです。
また、自分で注意していたとしても、事故が起こってしまうケースが多いです。
それは巻き込みなどに該当するものですが、
ライダーの視点で全部に注意を払うことには限界がありますし、
まさか自分が他の事故に巻き込まれることなんてありえないと考えてる人も多いのではないでしょうか。
最近では道路を普通に歩いているだけでも車が突っ込んできたなどのニュースも多く、
どこに危険が潜んでいるのか、全く見当がつかない状況だと言えます。
それはライダーにも当てはまることです、信号待ちをしていたら後ろから追突された、
車道を走っていたら急に車が車線変更して衝突したなどいろいろケースが考えられますが、
特にバイクの場合は体がさらされた状態ですから、
ちょっとの衝撃でもドライバーにとってみれば大惨事になりかねないということを、
今一度向き合ってみてはいかがでしょうか。
(※以上、頂戴したご意見です)
次のご意見はすり抜けにまつわる話。
以前にもすり抜け論は記事にしました。
バイクの利便性とすり抜けに対する考え方
(※以下、頂戴したご意見②です)
交通事故は、起きてから後悔するものです。
あそこで止まっていれば良かったとか、左右の確認をしていればと思うものです。
そんな交通事故の中には、一時停止や安全確認でも防げないことがあります。
バイクという乗り物はとても便利です。車以上に加速しますし、Uターンも簡単です。
でもその一方で、車しか運転したことのないドライバーからすると、
車か車以下にバイクの俊敏さを見誤ります。
渋滞で車が長い列を作っている時、
ドライバーや同乗者はまさか隙間をバイクが走ってくるとは思っていません。
だから悪気もなくドアを突然に開けたり、窓から手を出ししまうことがあります。
バイクに乗ったライダーにしてみれば、
左右の隙間に気をつけていれば危険はないだろうと思ってしまいます。
自分がここまで安全確認をしているのだから大丈夫だろうという思いこみがあるのです。
バイクはヒラヒラと入ることが出来るので、いざとなれば回避できる気がしてしまうのでしょう。
交通事故を起こしたいとは誰も思いません。
しかし、様々なタイミングで「これくらいなら大丈夫だろう」と思う気持ちは人それぞれです。
すり抜けくらい大丈夫だと思って、それほど減速せずに車列の間を走行していると、
「えっ!」というタイミングでドアがいきなり開いたりします。
ブレーキをかける時間もなければ、左右に避けるスペースも見当たりません。
ドアから降りてきた搭乗者が目を見開いてこっちを見ています。
そのすり抜けして、何分短縮されましたか。
大きな代償を払うことになる前に、冷静になってバイクを走らせましょう。
バイクは楽しい乗り物ですが、無事に帰って来てくれることを望んでいる誰かがいるはずです。
自分だけが注意していても、その危険は起きることがあるのです。
(※以上、頂戴したご意見です)
まとめ
便利で楽しいものに危険もある、とはよくある話です。