バイクだけにとどまらず、モビリティーたるもの軽量化がどんどん進んでいます。
軽量化の手法には様々なものがありますが、
抜本的な軽量化達成の可能性を秘めているのがやはり材質変更です。
鉄→アルミ→樹脂 といった具合にバイクの部品も材料変更されてきました。
強度や熱的に厳しい部位に関しては金属か樹脂か、という議論がよく発生します。
そしてバイクで言えば、フレームなどは特に重要な部材であり、
簡単に樹脂化とはいかない部品です。
しかし、そんな重要な部分が、 樹脂フレーム となった スクーター がイタリアで登場です!
こちら!
すぐには分かりませんが、
こいつは 樹脂フレーム です。
このような 樹脂フレーム が骨として入っております。
走行映像などが入手できず、
一番気になる性能や耐久性などが判断できませんが、
一度商品の形にしているところはすばらしいですね。
この樹脂フレーム。
モーターを抱える必要があれば実現は難しかったはずで、
インホイールモーターを採用しています。
全体的にかなり簡便な作りですね。
恐らく現状のレベルでは国内メーカーの持つ厳しい商品スペックを満たすことはできないと思います。
ただ例え小さなベンチャーでもこのような取り組みが起爆剤となることで、
大手メーカーが本気で動き出すとおもしろいことが発生するかもしれませんね!
樹脂フレーム スクーター 。
モーナビ読者の生粋のバイク乗りからはウケ悪そうだけど、
可能性に期待しましょう!
プラスチックの自動車部品への展開―ケーススタディから読み解く現状と近未来