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カワサキエンジンのBimota(ビモータ)KB4がいよいよ発売されます!
2010年のEICMAで衝撃の発表があり、2020年の1月には今年の夏ごろから生産発売されるとBimotaの広報担当から話がありました。
Bimota広報担当によると、
「最初のテストプロトタイプは2020年春に完成させる予定です。そのため、現時点では2020年夏に量産版が登場する見込みです」とのことでしたが、やはり新型コロナウイルスの影響もあったのか、生産及び発売が遅れそうです。
この記事では、最新の生産及び発売時期や最新のスペックなどを追いかけていきたいと思います。
気になる生産発売時期は?
今回の新しいビモータ広報からの情報のよると、KB4は来年2021年の3月に台数限定での生産がおこなわれ、まずはイギリスのマーケットに投入されるとのことです。
その限定台数とは、なんと20台!
かなり少ない台数ですよね。
もちろんこの数は最初のロットの話でしょうから、受注の状況に応じながら増産することは間違いないと思います。
装備やスペックは?
全体的なスタイリングやカウリングはレトロなテイストが残されているKB4ですが、最新バイクらしくコーナリングABS、トラクションコントロールシステム、クイックシフター、ライドバイワイヤースロットルによるクルーズコントロールも搭載しツーリング性能の向上にも貢献しています。
ちなみにこちらはかつてのKB4。
このテイストは新モデルの中にも生きていますね。
またメーターもレトロなテイストとは打って変わって、TFT液晶ディスプレイを装備し、さらにはBluetoothユニットも備え接続も可能にしているとのこと。
このあたりの電子モノに関してはさすが新しいモデルと言える装備っぷりですね。
電子モノだけではなく、シャーシやハード部品に関しても王道コンポーネントをおさえています。
ブレーキはブレンボ製。
フロント、リアホイールはOZ製の鍛造ホイール。
サスペンションはオーリンズ製。
さらにサスペンションに関しては、セミアクティブである可能性もあるとのこと。
サスペンションのキャラクター設定とアクティブでの変更代が非常に気になりますね。
エンジンはカワサキ Ninja 1000SXに採用されている1043cc直列4気筒を搭載。
国産メーカーのエンジンってとても安心です。
パワーは140bhp
フレームは完全新設計トレリスフレーム。ビモータらしくて良いですね。
KB4とビモータのこれからに期待!
カワサキが実質支援するような形で資本提携を行っていたり、元気がなかったビモータに勢いが戻りつつあります。
ご存じTESI H2も量産仕様の姿を見せてくれていますすしね。
新型コロナでの経済の影響もあり、各メーカーもなかなか夢のあるモデルを開発しにくい状況にはあるかと思うのですが、ここはひとつ世界中のバイクファンために頑張ってもらいたいものですね。
KB4についてはセカンドロット以降で日本にも入ってきてくれて実車を見たいですね!