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TRIUMPH(トライアンフ) インドのBAJAJとDAYTONA(デイトナ)250を開発中!

2017年8月に締結された英・印パートナーシップがついに具体的に動き出す!

2020年1月24日の記者会見でTRIUMPH(トライアンフ)とインドの二輪メーカーBAJAJ(バジャジ)が200ccから750ccの排気量のの新しいモデル及び、新しいプラットフォームの開発に取り組んでいることが明らかにされました。
そしてこれらのモデルはBAJAJのインドの工場で生産され、ブランドとしてはTRIUMPHブランドになるとのこと。
開発や技術面においては、BAJAJもTRIUMPHもデザインとエンジニアリングで双方協力しており、関係は非常に良好とのこと。

これはビジネス的にも二輪業界的にも非常に大きな発信であるわけですが、我々バイク乗りが気になって仕方ないのが、
「TRIUMPHとBAJAJが協力開発して、どんなモデルが出てくるのか?」
という部分。

この記事では既にスパイショットされている情報も含めて、TRIUMPH(トライアンフ)とインドの二輪メーカーBAJAJ(バジャジ)がTRIUMPHの名前でリリースしてくるであろうモデルについて考えてみたいと思います。

①TRIUMPHの人気モデルDAYTONA(デイトナ)の250ccモデル!

まずはすでにスパイショットされているテスト車両をご覧ください。
偽装などはされておらず、一目でDAYTONA(デイトナ)675を感じさせるフロントカウルのデザイン。
一方タイヤもフロントフォークもブレーキもスイングアームも仕様が変わり、だいぶ廉価な印象になっていることも分かります。

このモデル250ccエンジンを積み、それに合わせてシャーシ系もかなりコストダウンしたDAYONA(デイトナ)250の開発車両であると見られています。

TORIUMPH(トライアンフ)はDAYTONA675エンジンをMOTO2に提供していることもあり、スポーツモデルのブランディングに力を入れていますので、DAYTONA675で培ったブランド力を活かし、DAYTONA250で求めやすい価格帯を達成し、東南アジアで販売を伸ばしてくる戦略がありそうです。

②DAYTONA(デイトナ)250のネイキッド版、ストリート250

こちらのモデルもばっちりと開発車両のスパイショットが撮られています。
スピードトリプル、ストリートトリプル、と来ると250cc単気筒のこのモデルを何と呼べばよいのか迷うところでもありますが、一旦ストリート250としましょう。
このモデルも過去のTRIUMPH(トライアンフ)の特徴的な2眼ライトネイキッドのデザインテイストやブランドをうまく踏襲しながら、価格を抑えて販売を伸ばすことを目的にしているモデルだと考えられます。
基本的にはあらゆる部品をフルカウルモデルのDAYTONA(デイトナ)250と共用してくるでしょう。

③さらにはボンネビル250も!?

上記の2モデル(DYATONA250、STREET250)が好調なセールスを叩き出せば、ボンネビル250も登場するのではないか?
という見方もあります。

これまで大型モデルで培ったブランドやデザインのテイストをうまく小排気量へ移植し、価格も下げアジアで成功できれば、当然ボンネビルのブランドやモデルネームを使わない手はないと考えられるからです。

最近だとYamaha(ヤマハ)もXSRの小排気量版をリリースしていますので、セールスを伸ばすための一つの有効な手段と言えますね。

これらの250cモデルの日本市場導入の見通しは!?

かなりコストダウンが目立っていて、日本のバイク乗りはこのモデルがTRIUMPH(トライアンフ)だと言われてもがっかりするでしょうね。
正立フロントフォーク、角材成形のスイングアーム。
最近高価になってしまったとは言え、デザインにもこだわりがある国産の250ccモデルと比較すると見劣りします。

まして日本のバイク乗りがTRIUMPH(トライアンフ)に求めている”周りのバイク乗りとの差や違い”、”国産車にはない魅力”という部分を考えると、これらの250ccモデルは日本市場には入ってこない可能性が高いですね。

日本のバイク乗りとしては、もちろん安価な方が良いのですが、
TRIUMPHH(トライアンフ)が本気で作った250ccモデルが見たいのではないでしょうか?

まだテスト車の段階なので、続報追いかけつつ、日本のバイク乗りも満足できるモデルになることを祈りましょう。

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