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ティザーを追いかけてきたV-STROM1050がついに公開です!
ティザーにも使われていたシーンも出てくるプロモーション映像です。
読者様と共に追いかけたモデルの公開はやはり興奮するものです。
まずはオフィシャル映像をご覧ください。
こちらは分かりやすい技術紹介の映像です。
こちらはプロモーション映像の撮影地である北イタリアの走行VR映像です。
バッチリ公開されたデザインをじっくり見ると、DR-BIGのテイストをしっかりと感じることができます。
装備や機能、スペックを見てみましょう。
今回大幅に設計変更および、アップデートしたSUZUKI(スズキ)V-Strom 1050及び1050 XT。
SUZUKIにおける2020年の目玉新型モデルですよね。
主なアップデートポイントがカウリングを含めた各スタイリングやデザインのアップデート、電装や電子制御系の追加や改良、そしてどの新モデルも対応しているEURO5(欧州の排気ガス規制)に準拠する新型エンジンの搭載といった内容です。
搭載するVツインエンジンは排気ガス規制でパワーダウンすることなく、、99馬力から105馬力に僅かではありますがパワーアップを達成しています。
事前のティザ映像ーでも皆様が感じた通り、トータルデザインテイストは1980年代にバイクユーザーに衝撃を与えたDR BIG750/800にかなりインスパイアされていて、それはフロントデザインに色濃く表現されています。
分かりやすく言うとこのくちばしのようでありながらバランスの取れたフロントフェンダー、しっかりとエッジの立ったカウリング、カタナ譲りの角型ヘッドライトなどです。
またXT仕様限定ではありますが、なんとも印象的なスズキイエローもラインナップされています。
随所に感じるDRテイストはスズキの開発陣の熱い想いを感じますね。
カウリングの内側に目を向けると、完全新設計LCDディスプレイがあります。
各社最新フラッグシップバイクに大型TFTディスプレイを搭載しているので、若干の見劣り感は否めませんが、必要十分とも言えるでしょう。
この新設計LCDディスプレイで、追加およびアップデートされた各種電子制御系を設定できます。
3つのライダーモードがあり、トラクションコントロールもアジャスタブルです。
前モデルと同じく、XTの方が上級グレードとなります。またよりオフロード志向のグレードということになります。
ベースのスタンダードグレードと上級グレードのXTの違いを簡単に見てみると、
- スタンダードグレードはキャストホイール、XTはスポークホイール
- フロントスクリーンの調整代がスタンダード3段階、XTが11段階
- エンジンクラッシュガード、ハンドルガード、ミラー、スーツ、LEDインジケーターに加えて、コーナリングABS、ヒルホールド制御、クルーズコントロールなどのより高度な電子制御の搭載
- XTバージョンのシートのみ850-870mmの範囲で調整可能
となっており、ここまでの差がついているとなるとスタンダードモデルとXTの差はそれなりに大きくなるのではないかと想定できます。
日本の入荷は!? 日本での発売価格は!?
EICMAでのリリースということもあって、日本に関する情報はまだ多くありません。
しかし前モデルが日本で発売されていたことを考えるとフラッグシップモデルである新型V-STROM1050/1050XTは確実に日本で発売されるものと考えられます。
日本での価格の情報も皆無ですが、欧州の情報からすると少なくてもベースモデルは150万を切るレベルの価格感で登場するのでは?と考えられます。
このあたりも気になる情報ですので、引き続き本記事で情報更新してまいります。
最後に走行シーンとオプション装着イメージをどうぞ!