最強王者のマルクマルケスがまた一つ偉業を成し遂げました！
レプソルホンダのの絶対王者マルク・マルケス。
2019年も抜群の走りで年間タイトルを獲得しました。
もてぎGPまでを終えた段階で、リタイヤ1回。
その他のレースでは優勝か2位。。。
安定していて、かつ強い&速い。
異次元とはこのような事を言うんだなぁと思いますよね。
もちろん運であったり様々な最新技術に助けてもらうときもあるとは思います。
でもそれも実力があってこそ。
ルックスまで良く、スーパースターそのものです。
なんとバンク角70度！！
最近時はタイヤの性能も向上し60度以上のバンク角で走行するMOTO GPライダーは増えました。
しかしオーストラリアGPでマルケスがたたき出したバンク角はなんと70度！
いつものような膝擦り、肘擦りの深いバンク角から、、、
スライドしアウトに膨らみ、マシンを起こそうとステアをフルロック！
擦っていた膝もマシンを起こすために使っています！
ニースライダーを見れば分かりますがすごい力がかかっています。
その時のバンク角なんと70度！！
とはいっても安定した旋回ではなく、完全に転倒回避ではありました。
でも転倒はしていません。
若干ハイサイド気味になりながらコースアウト。
華麗な転倒回避をマルケスが目の前で披露したので、レースオフィシャルもお客さんも盛り上がる始末。
それに応え盛り上がるマルケス。
本当にすごいライディングです。
良くスライドコントロールはダートで学べ、とも言われますしマルケスもダートラはめちゃくちゃ速いです。
ダートラ以外にも天性のバランス能力もありますし、そもそも昨今のMOTO GPマシンの乗り方を完全に変えてしまいましたね。
これまではハングオフと言いながらもマシンと一体感を持ったライディングがお手本で、深すぎるバンク角は転倒の元だとされてきました。
マルケスの場合は、深いバンク角によって路面とマシンとのクリアランスを無くし、スリップダウンしてしまった時に立て直しを図る、という超人技をまぐれではなく何度もやってのけています。
元々速さがあるのに、年々進化するマルケス。
彼がベテランになった時のライディングってどーなっているんでしょうかね。