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ついにCRF1100L Africa Twin(アフリカツイン)の公式映像が公開!
これまでも追いかけてきたHonda(ホンダ) CRF1100L Africa Twinの2020年モデル新型!
ついに公式映像がリリースされました。
大興奮!まずは映像を見てみましょう!
モデルは2グレード!装備品のご紹介です!
さっそく映像から気になる2グレードごとの装備品についてまとめてみました!
上級グレードの”Adventure Sports”
最も力の入った上位グレードの”Adventure Sports”から紹介していきたいと思います!
まずはコーナリングヘッドライト!
直進時でもかなり光量強そうです!
24.8Lのビッグタンクに、スキッドプレートやエンジンガード、リアキャリアなどのツーリング仕様が標準装備ですね!
エンジンは現行から排気量アップの1100cc!
これは事前情報にもありましたね。
もちろんHonda(ホンダ)のお家芸DCTも搭載!
排気量アップしていながらエンジン重量はMT車で2.2kg減、DCTモデルで2.5kg減だそうです。
頑張りましたねぇ。
初代から変わらないデュアルライト!LEDを採用しています。
丸いポディションライトがなんとも個性的。
SHOWA製の電子制御サスを今回搭載しているようです。
欧州メーカー勢と異なるサスメーカーですから実力が気になるところ!
チューブレスタイヤに5段階アジャスタブルスクリーン、グリップヒーター、ACCチャージャーと漏れなく載せてきましたよ!
という装備ですね。電動スクリーンではないようです。
前モデルでは拍子抜けだったコルコンもしっかりと搭載されてきました!
気になるメーター周り。フルカラーのTFT液晶だと思われます。
かなり奢った仕様ですね。
ライディングモードは4パターン。
①TOUR
パワーレベルMAX。荷物を積んだツーリングや、アクティブなオンロードコーナリングABSを備え、エンジンブレーキレベルはMID設定。
②URBAN
パワーレベルMID。幅広いライディング要件に適合し、アクティブなオンロードコーナリングABSを備え、エンジンブレーキレベルはMID設定。
③GRAVEL
パワーレベルはLOW。エンジンブレーキレベルもLOW。コーナーリングABSは、オフロード設定。
この設定では、リアブレーキABSはオフにできません。
④OFF-ROAD
パワーレベルMID-LOW。エンジンブレーキレベルはLOW。コーナーリングABSは、オフロード設定。
リアブレーキABSはオフにできます。
モードは4つあるものの、個別に設定して電子制御系をカスタマイズしたモデルを2つまで保存出来たりするみたいです。
その他、ウイリーコントロール、トラクションコントロール、コーナリングABSとお決まりの電子制御はしっかり採用しつつ、メーターでいじくれるようになっています。
Bluetoothでスマホとコネクトし、GL1800にも搭載されたApple CarPlayを適用しているとのこと!
ナビや音楽が四輪車ばりに楽しめちゃうというわけですね。
SHOWAの電子制御サスもここで設定可能!
かなりの多機能なのでハンドル周りのスイッチもなかなかたくさんついております。
気になるシート高は、、、
スタンダードで850-870mmとなかなか。
ローシートアクセサリーで25mmシート高を落とせるようです。
最後にアクセサリーですが、
・アルミトップボックスとパニアケース
・大型スクリーン
・LEDフォグライト
・ラジエーターガード
・エンジンガード(下側面部)
ということで、最近時のトレンド踏まえながらよくできました!というモデルになっていますね!
パニアが装着されていてもアグレッシブな走行が絵になる!
まだ乗ってないので何とも言えないですが、アドベンチャーバイクとしてのロングツーリング性能は十分高そうです!
標準ベースグレードはこちら!
ベースグレードも想像以上に豪華な装備になっています。
上級グレードが”Adventure Sports”ということですが、ベースグレードの方がかなり”Sports”なのではないかと思います。
随所にパリダカのラリーモデルの血統を感じさせるスポーティーな魅力がありそうです!
ヘッドライトは大きく変わらないと見せかけて、上級グレードで装備されていたコーナリングヘッドライトは無いようです。
その分ヘッドライト周りがよりすっきりと小さく軽量化されています。
スポーツを感じさせるのは、クラス最軽量かつコンパクトを謳っているサイズの部分ですね。
確かににすっきり!!
レーシングエギゾーストノートということで、やはりパリダカラリーに賛成しているアイデンティティをアピールしていますね。
排気はパフォーマンスと効率を高めるために、CBR1000RRと同様の機構である排気制御バルブを備えているようです。
高回転数で排気バルブが開き、アイドル付近では排気騒音を低減させるとのこと。
エンジンやクルコンなどの電子制御デバイスは上級モデルと同等。
サスペンションは電子制御ではなくコンベンショナルサスペンションのようです。
急制動シグナルが付いているとのPRがありますね。
これは上級モデルではPRが無かったですが、おそらく標準から上級まで装備されているものと思われます。
シートに関しては、上級には存在しない、ハイシートアクセサリーがあるようです。
やhりスポーティーが売りなだけありますね!
アクセサリーも上級モデル”Adventure Sports”とは変わって、
・ナックルガード
・小型スクリーン
・ラリースタイルフットペグ
・ホイールストライプステッカー
とやはりレーシーかつスポーティーなラインナップになっています。
ベースグレードはカラーバリエーションもあります。
メインカラーで採用しているレッドに対して、レッド×ブラックを反転したようなカラーリング!
悪役が乗っていそうなバイクにも見えますが、カッコよく乗りこなせる人はたくさんいそうです。
スペック表をまとめました!
エンジン | |
形式 | SOHC水冷4ストローク8バルブ パラレルツイン、270°クランク ユニカムエンジン |
排気量 | 1084cc |
ボア&ストローク | 92mm x 81.5mm |
圧縮比 | 10.1:1 |
最大出力 | 7,500rpmにて75kW 101馬力 |
最大トルク | 6,250rpmにて105Nm |
排気騒音 | 73dB |
オイル容量 | 4.8 / 4.3(5.2 / 4.7 DCT) |
燃料系 | |
燃料噴射 | PGM-FI |
燃料タンク容量 | 18.8L(スタンダード) 24.6L(アドベンチャースポーツ) |
CO 2排出量 | 112g / km MT
110g / km DCT |
燃費 | 4.9L / 100km(20.4km / L)MT
4.8L / 100km(20.8km / L)DCT |
電源系 | |
スターター | 電気式 |
バッテリー容量 | 12V-6Ah リチウムイオン電池(20時間) |
ACG出力 | 0.49 kW / 5,000rpm |
ドライブトレイン | |
クラッチタイプ | 湿式コイルスプリング付きマルチプレート スリッパークラッチ およびDCT |
伝送タイプ | 6速マニュアル(6速DCT) |
フレーム | |
形式 | セミダブルクレードル |
シャーシ | |
サイズ(L´W´H) | 2330mm x 960mm x 1395mm |
ホイールベース | 1575mm |
キャスター角 | 27.5° |
トレイル | 113mm |
シート高 | 850 / 870mm(低シートオプション825mm、高シートオプション895mm) |
地上高 | 250mm |
車両重量 | 226kg(DCT 236kg) |
サスペンション | |
フロント | ダイヤル式プリロードアジャスター DFアジャスター ショーワ 45mm倒立テレスコピックフォーク 230mmストロークアドベンチャースポーツは電子制御サスペンション |
リア | ショーワガス封入式ダンパー 油圧ダイヤル式プリロードアジャスター リバウンドDFアジャスター Pro-Linkモノブロックアルミニウムスイングアーム 220 mmストロークアドベンチャースポーツは電子制御サスペンション |
ホイール | |
フロント | 21インチ 2.15アルミニウムリム ワイヤースポーク |
リア | 18インチ 4.00アルミリム ワイヤースポーク |
リムサイズフロント | 21 " |
リムサイズリア | 18 " |
フロントタイヤ | 90 / 90-21M / C 54H(チューブタイプ)
(Bridgestone Battlax Adventurecross Tourer / AX41T Metzler Karoo Street) アドベンチャースポーツはチューブレス |
リアタイヤ | 150 / 70R18M / C 70H(チューブタイプ)
(Bridgestone Battlax Adventurecross Tourer / AX41T Metzler Karoo Street) アドベンチャースポーツはチューブレス |
ブレーキ | |
ABSシステムタイプ | オンロード/オフロード設定可能 |
フロントタイプ | ラジアルマウント4ピストンキャリパー 310mmデュアルウェーブフローティング油圧ディスク |
タイプリア | シングルピストンキャリパー 256mmウェーブ油圧ディスク リアABSオフモードを装備 |
電装系 | |
メーター | LCDメーター TFT 6.5インチ タッチパネルマルチインフォメーションディスプレイ |
セキュリティシステム | イモビライザー、セキュリティアラーム(オプション) |
ヘッドライト | LED |
テールライト | LED |
その他 | デイタイムランニングライト BluetoothオーディオおよびApple Carplay USBソケット 自動ターンシグナルキャンセル クルーズコントロール 緊急停止アラート IMU HSTC ウィリー制御 |
標準モデル? 上級"Adventure Sports"どっちが狙い目?
正直、価格次第というところもありますよね。
日本国内だと、ラリーモデルの血統を感じながらロングツーリングを快適にこなせる上級モデルの”Adventure Sports”のグレードが人気なのではないでしょうか?
本場の欧州ではどうでしょう。
BMWにはまねできないラリーモデル血統としての運動性能の高さやオフロード性能が受け入れられるかもしれません。
地域ごとの詳細価格や乗り味も含めて非常に楽しみなモデルとなりますね!