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「カブカスタマニア」に皆さん、いらっしゃぁ~い!
昨年発売60周年を記念し、累計販売も1億台を突破するほど世界に人々に愛されてきたHondaのスーパーカブ。
「東南アジアでは一家全員が乗れるリムジンであって荷物を運ぶトラックなんだぜ…。」
と、バイク漫画「ばくおん!」でも言うように、スーパーカブは世界の人々に自由をもたらした世界一のモペットバイクです。
比類なき燃費性能にタフさを備えるカブ素性を活かし、最近では「カブ+ツーリング」が密かなブーム。
Hondaクロスカブ110でピンクナンバーツーリング「原2だから面白い」
原付の主体が50㏄から110・125㏄に映ってきた昨今では、その楽しみ方もさらに広がっているようです。
特にカブの場合、構造のシンプルさ故、乗る以上にいじって遊べるのもカブ遊びの醍醐味。
カブカスタムは一文化として多くの人に愛好されています。
実は、そんなカブカスタマニアのためのイベントがあるのをご存知でしょうか?
今回は、静岡県函南町で開催されるカスタムカブ交流イベントのお知らせです。
十国峠カブミーティングが開催されますよ~!
今回ご案内するのは、2019年7月14日の11:00から開催される「十国峠カブミーティング」。
これは、参加者が自慢のカブを持ち寄って行われるこのイベント。
十国峠カブミーティング公式Facebookページより
200台ものカスタムカブが集結するカブのお祭りで、毎年盛り上がりを見せる人気のカスタムカブのコンテストイベントです。
これからカブをいじりたい人必見!
今回会場となるのは、芦ノ湖と熱海の間のちょうど真ん中あたりにある、十国峠レストハウス。
富士の眺めも美しい場所で、そこにいるだけでも清々しい気持ちになれます。
イベント開催は11:00~15:00です。
※荒天の場合は中止 その判断は前々日の天気予報を見て、12日に主催者公式ブログにて告知予定。
今回イベントのメインコンテンツになるのは、カスタムカブのコンテスト。
1位~2位については、運営スタッフはもちろん、当日会場内でブースを出しているショップスタッフや、メディアの方等、目の肥えた人たちがカスタムの優越を審査。
参加車両の中からベストマシンを「Kings of 10 countries」を選定していきます。
きっと、ものっ凄いのが出てくるんでしょうね。
また、一般の来場者の人気によって選ぶ「観客賞」や、往年のカブの中から選ばれる「古カブ賞」。
さらには、法規を守ったうえでどれほど多くの荷物もコンパクトに積載しているかを競う「積載賞」等、カブらしいユニークなコンテストも多数。
当然、カスタマニアには日ごろのカスタムの腕を競う場になるわけですが、これからカブをいじってみたい人のカスタム見本市として、これは相当に楽しいイベントになるでしょう。
展示のための個人参加枠、残りわずか!
カスタムのエントリー応募は既に大部分が埋まっているようですが、今後キャンセル枠(4枠)の受付もあるそうです。
我こそはと思われる方はふるってご応募ください。
参加資格は、
- ホンダ・スーパーカブシリーズ全般
- 横型搭載型のホンダ・ベンリィシリーズ
- ホンダ・ソロ。
※上記の三種をベースとした車両で横型エンジンを搭載し、メインフレームは必ず当該車種を使用ている車両
※ フレーム・エンジンがホンダ製であることが基本ですが、わかりづらい車両については事務局による審査があります。
※トランポでの参加もOKだそうです。
参加費は1,000円
(記念品代、エントリーフィー込み)
キャンセル枠受付は7月7日午前0時ちょうど。
(フライングは無効)
参加を希望される方は、
- 氏名
- ご住所
- 携帯番号
- メールアドレス(G-mail受信設定をOKにしておいてください。)
- 参加車両の写真を添付
- トランポ(搬送車両)有無
を、十国峠カブミーティング事務局に送信してください。
※エントリー車両の受付は9:30~ですが、前日からの開場待ちやレストハウス営業時間外の勝手な会場への侵入はご遠慮ください。
ショップのブースが多数出店!
当日、会場にはバイク用品量販店などを含むブースが多数出店を予定しています。
これだけあれば、何かいいものを見つけられる予感がしますよね。
特に今回はバイク座シートの製造販売で知られるポジドライブが、普段ネットでしか販売していないカブ用の緩衝シート「バイク座シートモペット」の現物販売を予定しています。
こちらは以前、モーターサイクルナビゲーターの中でもご紹介した商品。
これは要チェックですよ。
カブミーティングで交流しよう!
コンテストを愉しみながら、販売ブースを散策。
これだけでも結構楽しそうなわけですが、会場では、「十国峠ガレージセール」として、中古・新品パーツなどのガレージセールも行われます。
出品車の方と交流しながら、他では手に入らない掘り出し物を見つけに行くのもこうした交流イベントならではの愉しみ。
さて、どんなものに巡り逢えるのか?
ちょっとワクワクしてきますね。
カブ主による手作りのイベント、マナーよくご参加を!
「十国峠カブミーティング」は、名実ともにカブ主によるカブ主のための手作りのお祭りです。
この日のために主催者さんたちは一年間準備を重ねてこられました。
駐車場スペースなどに限りもありますが、今後回を重ねていくためにも、係りの方の誘導に従ってマナーよくご参加くださいね。
また、「十国峠カブミーティング」では、日本赤十字社を通じ、参加費の一部を各地の災害被災地の復興に寄付を行っているそうです。
バイクでできるソーシャルアクション。
これは素晴らしいですね。
まずは皆さん、雄大な富士の自然の中で、カブと一緒に楽しい夏の思い出をつくりに行きましょう!
取材協力;十国峠カブミーティング事務局