目次
北海道はバイクが熱い!
こんにちは、大学生ライダーの板倉です。
いつもは「ILOVE BIKE」のシリーズで、バイクとの思い出をお伝えしています。
僕の住む町札幌で、3月9日~10日にかけて、「北海道モーターサイクルショウ」が開催されました。
これはもう、居ても立ってもいられません!
先日は、旭川で行われた「旭川バイクフェスタ」の様子をお伝えしたばかりですが、
今回も、北海道から熱いバイク熱をお届けしたいと思います!
早速レポート開始!
僕の家から会場のアクセスサッポロまでは、バス乗り換えと徒歩でおよそ1時間。
会場到着は午前10時過ぎでした。
会場はそれほど大きくないですが、正規ディーラーからオートバイ用品専門店まで、たくさんのブースがあり、昨年札幌ドームで開催された「札幌モーターショウ」のような賑わい。
今年の北海道の雪解けはかなり早く、バイクで来ている人も、家族で来ている人も、道路にその渋滞ができるほどの数の車両が並んでいましたよ。
入場料は500円、学生以下は無料。
大学生も無料で入れるのでなんと僕は無料!
これはお得で感無量です。(笑)
早速入場してみます。
最初にKawasakiブースへ
入り口に一番近く、会場内で一番大きいブースだったKawasaki。
前回お伝えした旭川よりもかなり幅広いスペースです。
今回はNinja H2 SX SE+の輝く銀色のボディに見惚れていました。
ハイリーデュラブルペイントを使用したボディの銀色は、Kawasakiのフラッグシップらしい輝きを魅せていました。
早々と実車を目前にできる愉しさは、やはりモーターショーならではですね。
他にも、新型のNinja ZX-10Rシリーズも展示されており、バイクウォッチャーの僕にはかなりの収穫になりました。
Kawasakiのブースでは、Z900とZ900RSの両車種が展示されており、跨って乗り比べをしたり、外観の違いを確かめました。
Z900は、もともと海外向けに市販していたモデルで、最近日本仕様が出ましたね。
Z900RSは、Z1の意匠を汲んだZ900モデルシリーズで、火の玉カラーが人気を呼んでいます。
ライト形状からタンク回り、シートからテールまでほとんどがデザイン変更を受けているので、こうして写真を見比べても、同じモデルシリーズには見えませんね。
特に凄いなと思ったのはエンジン。
同じエンジンながらマシンキャラクターに合わせたデザインを与え雰囲気を作り分けるところが凄いと思いました。
Z900RSが出てから2年、実はこの違いには気づいていなかったんですよ。(笑)
実際に跨って車体を起こしましたが、900ccらしからぬ軽さ。
とても大型のようには感じません。人気なのも分かる気がします。
現在の僕の免許では乗ることができませんが、試乗できたら楽しいだろうなと想像しながらブースを後にしました。
続いてBMWブースへ
次に訪れたのはBMW Motorrad。
GS等のアドベンチャー系が主流のBMW。
今回はF750GSとF850GSが同時に展示されていたので、違いをお聞きしてきました。
実はこの2台、排気量は同じ853ccの並列2気筒エンジンのバイクなんです。
ではなぜ750を名乗るのか?
それはBMW独自の法則があり、あえてこうしているんだとか。
F750GSの方はオンロード向きのモデルで、フロント19インチキャストホイール。
フロントには正立サスペンションを採用。
対してF850GSはフロント21インチスポークホイール。
こちらは倒立サスペンションを採用しています。
ライダーの好みに合わせたBMW独自のモデルのバリエーション。
店員さんが言うには、R1200GSほど車重も重くはないので、そこまで求めないのであればFシリーズでも十分だと言っていました。
これを聞くと、やはり早く大型免許を取って、その違いを比較してみたくなります。
KTMのブースへ
お次はKTMブースへ。
KTMではニューモデルの790DUKEについて詳しく伺いました。
790DUKEは、DUKEシリーズ初となる並列2気筒のモデル。
KTMの2気筒は鼓動感のあるV型でしたが、並列2気筒のバイブレーションもなかなかなようです。
やはりこれも大型免許を取って、実際にその鼓動感だけでも体験したいものです。
今回展示されませんでしたが、KTM790DUKEには今後アドベンチャーモデルラインナップに加わるようですから、その動向が気になりますね。
Husqvarna(アスクバーナ)ブースへ
Husqvarnaは、北欧スウェーデンのメーカー。
この紺と白がファクトリーカラーです。
オフロードイメージの強い会社ですが、創業時はオンロードバイクを出していたというHusqvarna。
最近オンロードモデルを復活させ、客層を広げているメーカーです。
今回は中型免許で乗れる「SVARTPILEN401」と、VITPILEN401の違いをお聞きしてきました。
どちらも同じ375㏄単気筒エンジンを積んだショートテールのネオクラシックタイプ。
このブースはKTMブースに隣接。
実は2社とも同じBMW傘下の会社。
この2台はフレームやパワーユニットの基本構成をDUKEシリーズと共有するの兄弟車でもあります。
違いはハンドル形状とタイヤパターン。
SVARTPILENはバーハンドルでブロックパターンタイヤ。
VITPILENはセパレートタイプハンドルでオンロードタイヤを履いています。
つまり、オフ・オンロードどちらを重視するかの違いですね。
トライアンフブースへ
トライアンフブースにやってきました。
ここでは今回TIGER800XC aに跨ることができ、店員さんとお話しすることもできました。
「なんだ、あのゴーグルみたいなライトは!?」
と、僕は今でも高校生時代に初めてTIGERを見た驚きを思い出します。
その驚きから思わずネットで検索し、エンジンが並列3気筒なのを珍しく思い、そこからトライアンフというメーカーをより知るようになりました。
- オフロード重視のXCタイプ
- オンロード重視のXRタイプ
に分かれており、その中でも
- ミドルスタンダードモデル(海外モデルのみ設定)のXC x
- XR x
- ハイグレードモデルのXC a
- とXR t
が設定されています。
アンダー1000㏄ながら独自の並列3気筒のトルクフルな走りができることなど、メーカーが力を入れているたくさんのお話しを聞かせていただきました。
TIGERと同じく、SPEED TRIPLEとSTREET TRIPLEも同様に、複数モデルが設定されているようです。
DUCATIブースへ
DUCATIに来ましたよ。
959Panigaleの上位モデルCorseを見ることができて大喜び。
Panigaleシリーズはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
モノコックフレームにL型2気筒のエンジン回りは見るだけでも面白いです。
このCorseは、オーリンズ製のステアリングダンパーを備え、
アクラポヴィッチ製のチタンマフラーなど、
豪華な装備が特徴です。
DUCATIでもう一つ気になったのは、モンスターのタンク前方にあったこの部分。
Monsterが空冷時代、整備のためのロック機構がタンクに付いていたんですが、Monsterも水冷化されたため、今ではただのアクセントパーツ。
ですが、今でもMonsterのシンボルとしてメーカーは大切にしているようです。
Hondaブースへ
ようやく巡ってきた日本メーカー。
なんと大変光栄なことに、旭川でお会いしたスタッフの方がお声をかけてくださいました。
展示の内容は前回の旭川とほぼ同じ、でもそれ以来気になっていたCRF250 RALLY Type LDに再び跨ることに。
やはり、個人的に足つきの良さなどからホンダの中ではこのモデルをかなり注目しています。
店長さんによると、CRF250シリーズにはローダウン仕様が設けられ、RALLYとモタードの3台体制とモデルバリエーションを用意。
用途に応じたモデルを求め、お客様が増えたそうですよ。
かつてHONDA乗りだったことからも、今後の試乗などが楽しみです。
ヤマハブースへ
YAMAHAのブースでも、旭川でお会いしたスタッフの方と遭遇。
残念なことに、期待していた新型YZF-R25は展示されていませんでした。
でも、カタログをいただくことができたので、今後の試乗などに活用していきたいなと考えています。
今回はヤマハが誇るツアラーの旗艦、FJR1300を見ることができました。
自分の知らないうちにフルLED化していたようで、
FJRも進化し続けているんだなと実感。
僕は中型免許しかないのでまだ乗れませんが、クラッチのないFJR1300ASには乗ってみたいですね。
スズキブースへ
SUZUKIのブースには、新生カタナが来ると予想をしていましたが、残念ながらカタナの展示はありませんでした。
この後の大阪や東京のモーターサイクルショーでは見られるらしいのですが、我慢ですね。
ここでは僕が初めて見るVストローム650XTに跨りました。
しかし、かなりの車重を感じ、自分一人では起こすことができませんでしたが、車体のバランスの良さから、走り出してしまえば楽に違いないとも思いました。
ちょっと余談ですが、僕は今度からSUZUKI乗りになる予定です!
詳しくは今後の「I LOVE BIKE」シリーズの中でお話していきますのでお楽しみに。
おっと失礼、次のブースの話に戻さなくてはいけませんね。
MV AGUSTA ブースへ
「二輪のフェラーリ」など、様々な異名を持つMV AGUSTA。
学生の僕がこんなに間近にMV AGUSTAのバイクを見る機会もなかなか無いでしょう。
店員さんのオススメが、このBRUTALE800。
トレリスフレームに3気筒の軽量化されている車体は、タンク幅は大きいながらも腿周りがスリムに絞り込まれ、跨った時には大きさを感じさせません。
これも免許制度上、僕が乗れないのが悔やまれます。
スタンダードのBRUTALEは一本出しのようですが、BRUTALEといえば、これ。
片持ちアーと共に際立つ三本出しマフラー。
写真はBRUTALE800RR PILLELIという限定モデル。
これは今ではこの限定モデルのみの装備だそうです。
小さな見た目に反して後ろから見たときの凄さのボリューム感は凄いですよね。
今回展示されていませんでしたが、フラッグシップのF4もセンターアップ4本出し。
800万、900万円の価格、そしてセクシーなイタリアデザインが「バイクのフェラーリ」と称される所以でしょうか。
CS OKUNOブースへ
apriliaやMOTO GUZZIを取り扱っているCS OKUNOのブース。
実はこのお店、家から徒歩10分のくらいの所にあるんです!
でも、昨年はツーリングにかまけて顔を出せていませんでしたので、今後は試乗をお願いする機会も増えると思い、ご挨拶させていただきました。
お話によると、最近ではapriliaがRX125というオフ/モタードモデルを出したこともあって、お店がだいぶ忙しくなっているそうです。
写真のバイクもやっとお店に入った試乗車とのこと。
125㏄だからこれなら僕にも確実に乗れます。
しかし、シート高は驚愕の905㎜!
やっぱり乗れないのかな…。
お店が近いので、足を運ぶことも自然と多くなる予感。
apriliaは新規モデルが出ていて、お店の人にもぜひぜひと言われたので、今からもう試乗する機会が楽しみになってきました。
まとめ
今回の「北海道モーターショウ」は前回の旭川よりも出展が多く、とても充実した内容でした。
おかげで、開場間もなく入場したにもかかわらず、時間が経つのを忘れていつの間にやら閉場時間。
前回の取材の反省を踏まえた取材ができ僕なりに収穫大でした。
今後のインプレッション記事に活かせるものが得られた気がしますね。
次回のイベントレポートの予定は未定ですが、今後はツーリングだけでなく試乗インプレにもチャレンジしていきます。
また今は無き愛車レイ(XR230)との思い出をつづる「I LOVE BIKE」シリーズも引き続き書いていきますのでお楽しみに!!