今年から開催の「FIM エネル MotoEワールドカップ」。
電動バイク「enel-X」のワンメークレースで、MotoGPヨーロッパラウンドとの併催のみ5戦のスケジュールが組まれています。
ラウンド | 日程 | 開催国 | 開催サーキット |
第1戦 | 5/5 | スペイン | ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト |
第2戦 | 5/19 | フランス | ル・マン-ブガッティ・サーキット |
第3戦 | 7/7 | ドイツ | ザクセンリンク |
第4戦 | 8/11 | オーストリア | レッドブル・リンク |
第5戦 | 9/15 | サンマリノ | ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ |
これに向け、開幕戦の会場となるスペイン・へレス・サーキット-アンヘル二エトでは、7週間後のオープニングレースを控え、2019年3月13日から3日間のオフィシャルテスト始まっていました。
しかし、現地時間14日0時15分頃、サーキット内に新設された電動車専用パドック(E-パドック)が火災に見舞われ、有ろうことか参加12チーム18台すべてのバイクと設備の多くを
焼失してしまいました。
しかし、テスト運営者やサーキット関係者で負傷した人はなく、火災原因については現在調査中とのこと。
今後の日程や火災原因などについては、運営者からの報告を待つしかない状況です。
モーターサイクルナビゲーターの中でも、このMotoEワールドカップについては、昨年の開催発表以来その準備の過程を見守ってきました。
世界的にモビリティーの電動化が進む中で、MotoEクラスの開催は電動社会のモーターサイクルを育てていく大切なレースになると、わたしもその開幕を非常に期待していたのですが…。
とりもなおさず今回の火災による被害は甚大。
この火災により、今季の開催は非常に危ぶまれていますが、何とか光明がさすことを祈るばかりです。
※(訂正とお詫び)
当初「消失」としていましたが、正しくは「焼失」の誤りでした。
訂正してお詫びいたします。