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今回のまとめは九州地方のツーリング名所ランキング!
北海道と人気を2分する、ライダーパラダイス九州!
阿蘇山や桜島に代表される、地球のエネルギーを感じる活火山、それに伴う良質な温泉とワインディングの数々。
全県が海に面しているので、豊富な海の道と海の幸、綺麗な朝日と夕日。
旅情を掻き立てる、南国独特の文化と街並み、、、そんな九州には、ツーリングの魅力が本当にたっぷり詰まっています。
そして、何より温暖な気候のおかげで、これらのツーリングの魅力を1年中たっぷりと楽しめるのが、ライダーとしては最大の喜びではないでしょうか?
そんな魅力溢れる九州ツーリングのオススメスポットを5つ紹介します!
1:日本屈指のライダーパラダイス・阿蘇山
日本屈指のツーリングスポット「阿蘇山」
ツーリングを愛するなライダーの中では、常に憧れの場所として上位の場所です。
「阿蘇山」は世界最大のカルデラを持つ日本百名山であり、その周辺一帯を総称して、阿蘇と呼んでいます。
日本屈指の名道「やまなみハイウェイ」を始めとするワインディングの数々、阿蘇の外輪山上を走るミルクロード、日本離れした風景が楽しめる「大観峰(だいかんぼう)」
種類豊富な温泉郡、阿蘇山の美味しい湧き水、名物の馬肉料理、、、などなど、魅力を挙げれば際限なく出てくる一大旅スポットです。
キャンプ場やライダーハウス、温泉旅館など、宿泊施設もとても充実しており、思い思いのバイク旅を楽しむことができます。
別府から「やまなみハイウェイ」へとアクセス、阿蘇の外輪山上を「ミルクロード」で回り、最後は「阿蘇登山道路」で締める!というのがゴールデンルートです。
豪快な山岳ワインディングから、牧歌的な緑の大平原、圧巻のカルデラ地形、今でも活動を続けるエネルギッシュな阿蘇山、ドラマチックな風景の移り変わりを堪能できる贅沢なルートです。
本当にここは日本なのか!?
という疑問も生まれるくらいの雄大な自然とワインディング。
ただただ走るのが楽しくて、停まるのが億劫になりがちな阿蘇ツーリングですが「やまなみハイウェイ」沿いの名水「白水鉱泉(しらみずこうせん)」はぜひ立ち寄ることをお勧めします。
走り疲れたら是非この名水で喉を潤しましょう。
ここは「天然の炭酸水」が湧き出ている湧水スポットで、ほのかに甘い炭酸水はクセになる美味しさです。
2:神話の町・高千穂
高千穂は「高千穂峡」で知られる、宮崎県にある山深い自然豊かな場所です。
なんとも幻想的なこのショット。一度は写真で見たことがある人も多いはずです。
今こそ是非現地に訪れてみましょう。
日本神話に縁のある地として知られている高千穂は、別名「神話の町」として知られ、数多くの伝説や言い伝えが残っています。
日本神話は、ニニギノミコトやアマテラス、スサノウといった古代の神々が登場する、日本の創世記を綴った物語です。
その物語を見て楽しめる催し物が「神楽」であり、特に高千穂神社境内で毎晩開催される「夜神楽」は観光客でも気軽に楽しめる神楽です。
神楽は神々のお話ですが、夜ということもあり、、、多少アダルト、、、失礼しました、実に興味深い内容ですので一見の価値があります。
この妖艶な魅力は「神楽」を見ないとやはり分かりません。言葉では伝えられません。
また、標高513mの国見ヶ丘は雲海の名所として有名で、秋の早朝の快晴無風の冷え込んだ日は雲海を見れるチャンスです。
雲海イコール富士山、ということを頭に浮かべる方もいらっしゃいますが、実はこの国見ヶ丘ののように条件が揃えば素晴らしい雲海が見れる場所はあります。
雲海が出なくとも、とても素敵な景色を堪能できます。
しかし、九州とは言っても、高千穂の秋は本州の冬と同じくらい寒いので、ライダーは冬装備の万全の態勢で臨みましょう。
なお、高千穂周辺はワインディングが多く走りが楽しめますが、全体的に道が狭いので、スピードの出し過ぎはご法度です。
太古の昔に想いを馳せながら、ゆっくり高千穂を走りましょう。
3:ライダーなら黙って端っこ!PART1:本土最南端・佐多岬
鹿児島は大隅半島にある佐多岬は「日本本土最南端」の岬です。
ちなみに正真正銘の最南端は、人が住んでいる島だと沖縄にある離島「波照間島」、無人島だと沖ノ鳥島なのですが、現状バイクで行く手段がないので
「バイクで行ける最南端」という定義では、佐多岬が最南端と言えます。
佐多岬への道は、佐多岬に近づけば近づくほどに、最果て感がどんどん増していきます。
徐々に人気がなくなり、人工物がなくなり、この世にいるのは自分だけなんじゃないか?という錯覚に陥ります。
最終的に「佐多岬ロードパーク」という南国感溢れる有料道路を経て(現在は無料)佐多岬へとたどり着くことができます。
駐車場にバイクを止めて、長いトンネルを抜けると、そこは日本本土最南端!
賑やかな観光地ではないですが、そこには「達成感」という宝物があります!
広がる海を見ながら、この先に沖縄があると思うと「愛車と随分遠くまで走ってきたんだな」という実感が湧いてきます。
そもそも、ライダーという種族は無条件に端っこに惹かれる種族ですよね!
あ、くれぐれも「最南端到達証明書」の購入をお忘れなく。
佐多岬の再整備の工事のため、岬への立ち入りは規制されていましたが、2019年3月にめでたくグランドオープンしました!
4:ライダーなら黙って端っこ!PART2:本土最西端・神崎鼻
九州に日本本土最南端の「佐多岬」があるとことは一般的に知られていますが「日本本土最西端」もあることは、あまり知られていません。
そんな知る人ぞ知る、日本本土最西端「神崎鼻(こうざきばな)」があるのは長崎県は佐世保市です。
最果て感が漂う「佐多岬」に比べれば、比較的アクセスはし易いです(そもそも知っているか知らないかだと思います)
佐多岬と同様、神崎鼻も特に目立ったものがあるわけではなく、普通の海沿いの公園という出で立ちです。
しかし、華やかな何かがあるよりも、こういう素っ気ない場所の方が嬉しいのが我々ライダーではないでしょうか?
ここにも何事にも代えがたい「達成感」という三文字が、ライダーと愛車を祝福してくれます。
最西端というからには、夕日の美しさは格別です、最西端記念に夕日を眺めておくのもいいかもしれません。
そして「宗谷岬」「納沙布岬」「佐多岬」そして「神崎鼻」の、日本の4つの端っこを制覇した勇者には、レアな証明書が送られます!
神崎鼻近くの役所で手に入る「本土最西端到達証明書」は、実は最北端、最東端、最南端の地と連携しており、裏返しにして繋げると
「日本本土四極踏破証明書」という一つの証明書になるのです!なんて素敵な演出なのでしょう。
しかし、実はさらにレアな証明書もあるんです!
日本の4つの端っこを制覇して、同じく神崎鼻近くの役所に申請すると「四極踏破証明書」が発行されます。
これにはシリアルナンバーが記載されています!そしてさらに、証明書の中に自分の好きな旅の写真を一枚入れることができます。
つまり、共に走った愛車の写真も掲載できるということです!
これこそ「真の冒険の証」と言える逸品です!是非ともチャレンジしてみてください。
5:アドベンチャー鍾乳洞:平尾台
山口県の秋吉台、愛媛県の四国カルストに次いで、日本三大カルストの平尾台があるのが福岡県です。
石灰岩柱と呼ばれる、白い墓標のような岩が連なる不思議な光景、それがカルスト台地です。
無数の石灰岩柱がそびえ立つ、美しい草原の中を愛車で駆け抜けるのは爽快の一言!
さらにはバイクで走った後は、アドベンチャー体験が待っています。
カルスト台地はその構造上、大小無数の鍾乳洞が点在しています。
ここ平尾台にも、行くつもの鍾乳洞が点在しており、中でも「千仏鍾乳洞」は必見のポイントです。
ここにチャレンジするためには「懐中電灯、ヘルメット、濡れてもいい服、着替え」が最低限必須です。
ヘルメットは大袈裟だろー、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、油断すると本当に頭をぶつけ怪我をします。
年中の平均気温16度の洞内は、途中までは普通の観光鍾乳洞ですが、入り口から480mを越えると、一気にアドベンチャー鍾乳洞に変化します。
小川の中をジャブジャブと歩いたり、狭い岩場をかいくぐったり、明かりが無いと真っ暗な空間は、さながら「リアルインディージョーンズ」です。
ここでは、年齢を気にせず、少年の心で目一杯楽しむことをお勧めします。
思いっきり何かに没頭できる場所って良いですよね。
こんな環境で勉強すると、あるいはバイクの事を考える新しい発想が生まれるかもしれません。
しかし、くれぐれも張り切りすぎて、帰りに愛車で立ちゴケをかまさないように。
いかがでしたでしょうか?
九州のメジャーなツーリングスポットはもちろん、マイナーなツーリングスポットもいくつか紹介させて頂きました。
あなたも愛車と一緒にツーリングの魅力溢れるライダーパラダイス「九州」を冒険してみませんか?
最後に、ETCをうまく活用してお得なツーリングをしよう!