XV1900の派生モデルではとどまらない圧倒的な存在感。
2018モデルのYamaha Star Ventureは、Yamahaの新しいアメリカンフラッグシップと言えるでしょう。
ホンダゴールドウィング、BMW K1600GTL、ハーレーダビッドソンロードグライドウルといった
メガメーカーのメガバイク達の牙城に切り込んでいくわけですから、
これは非常に驚きです。
以前より話は出ていましたね。
Yamahaのアメリカ市場に対する思い入れが垣間見える結果となりますね。
アメリカ以外のマーケットでの販売は現状予定していないということです。
特徴的な大排気量1854cc Vツインエンジン。
1854ccがどれくらいでかいかというと、
ハーレーダビッドソンの最大エンジンである114cc(1868cc)と、
HondaのGoldwing(エンジンサイズは1832cc)の間くらいですね。
BMWのK1600GTLは1,649 ccなので、はるかに大きいですね。
これだけ大きなバイクなので、
"Sure-Park"ドライブシステムを装備しています。
どのような機能かと言うと、
バイクを約0.6mphの非常にゆっくりとした速度で前後に動かすことができる駐車モードです。
これはかなり安心して車両を取り回せますね。
そもそも、957ポンドですから、超重いです笑
ホンダゴールドウィングよりも59ポンドも重いですし、
BMW K1600GTLよりも249ポンドも重いです笑
もうよく分からない。。。
一方メータ周りはかなり先進的です。
7インチ フルカラーの液晶を装備しています。
組み込みのGPS、SiriusXMの衛星ラジオ、デュアルゾーンのオーディオコントロール、
フォグライト、アラーム完備のセキュリティパッケージ、
オプションパニア等がフル装備のTransContinentalツアーパック。
もちろん電子制御もしっかりと投入されています。
標準で、通常のABS、トラクションコントロール、クルーズコントロール、
ライディングモードも複数あります。
調節可能なバックレスト、調節可能なフロントガラス、ヒートシート&ヒートグリップ、
セントラルロック式のラッゲッジ、タイヤ圧力センサー(TPMS)、
LEDヘッドライトを利用することもできます。
アメリカンらしい大きなステレオスピーカーも装備。
これは日本に輸入したらコアなファンが付きそうなモデルなので、
日本導入を期待したいと思います。
一方、Hondaのフラッグシップ新型GL1800魅力はたっぷり!
この2モデルの争いがどこまで加熱するか楽しみです。