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世界戦略モデルのBMW G310R
中排気量から、大排気量まで豊富なバリエーション。
かつハイテクノロジーを前面に出したラインナップ拡充に動いている BMW。
昨年はTVSと連携し、インド生産の世界展開モデルも登場し、
台数含めて世界を席巻する気まんまん、といった印象でした。
G310Rにスクランブラーモデル追加か!?
この台注目モデル BMW G310R ですが、
なんとスクランブラーバージョンが追加されるのでは??という情報があります。
デザイン予測はこんな感じ!!
良いベースモデルを作って、そこから派生モデルを大展開!というのが
最近の特にYAMAHAやKTMのやり方ですね。
BMWは昔からこのやり方を取っていました。
メーカー都合の効率化みたいなところをうまく消しながらモデル開発できれば、
メーカーにもユーザーにも非常に魅力的なモデルが誕生するというわけです。
さてまだウワサの域を出ない BMW G310R スクランブラー ではありますが、
構想がないわけないですね。
と言うのも既にG310Rは派生も出る展開をしているからです。
スポーツにアドベンチャー、豊富なG310R派生モデル
スクランブラーモデルの誕生はまだ定かではありませんが、
アドベンチャーモデルに関しては既に登場しています。
またスポーツモデルに関しても登場間近という状況です。
アドベンチャーモデルはG310GS!
アドベンチャーモデルに関してはBMW 完全新型G310GSとして既にリリースされています。
250から300ccクラスのアドベンチャーモデルは各社
非常に力を入れている領域ですから、そこにBMW自慢のGSブランドを引っさげて登場したと言うのが
このBMW G310GSというわけです。
スポーツモデルはTVS Akula310として登場!?
製造委託元であるTVSのブランドでスポーツモデルをリリースするのでは?
という状況です。
もしかするとBMWとTVSの提携の話の中の一つの条件として、
BMW製造委託の中のどれか一つのモデルに関してTVSブランドでもリリースする、
もしくは技術提供をおこなう、といいた内容があったのかもしれません。
そうでもないとBMWが一生懸命開発したモデルの一部をTVSブランドで出す
意味は無いですもんね。
もしくはTVSをはじめとしたインドメーカーは資金力がありますから、
このスーパースポーツモデルのリリース権を買い取ったのかもしれません。
色々な憶測が考えられますが、もちろんオフィシャルなリリースは無いです。
スクランブラーモデルも激戦区に!
スクランブラーモデル自体が特に欧州で最近時大きな市場持ち、
各メーカーが気合を入れて開発していると言う状況です。
とくにBMWも R nine T Scrambler(スクランブラー)として、
既にスクランブラーモデルをリリースしています。
既存の空冷水平対向エンジンをうまく活用しながらレトロな印象の中に
新しいコンポーネントをうまく投入しこのモデルを成り立たせているというわけです。
しかもセールスもそれなりに好調と言うことで、
エンジンは新開発ではないですし、うまく自社内の既存品を活用してますし、
これはメーカー的には非常においしいモデルに仕上がっているのかもしれませんね。
かつ味わいやこだわりを重要視するのがスクランブラーユーザーの特性だとすると、
BMW R nine Tで水平対向エンジンの独特の鼓動間や挙動に味わいを感じ、
ゆくゆくステップアップもしくはアドベンチャーやツアラーが欲しくなったときには
キングオブアドベンチャーR1200GSを買ってもらえるようなBMWファンを醸成したいのかもしれません。
もしそこまでのBMWワールド、BMWファンを育てる構想が練られているとしたら、
かなり恐ろしいですが、素敵な世界観だと思います。
さてBMW G310R スクランブラーに関しては、
楽しみに追加情報を待ちましょう。
BMW Motorrad Journal 6(ビーエムダブリューモトラッドジャーナル) (エイムック 3238)