北海道で僕が走ったまったいらな道則♪
やっぱり北海道は広い!!
全然まわれてないのが良く分かる。
~おさらい~
31日 フェリーで室蘭到着。 道の駅「むかわ四季の館へ」でキャンプ。
1日、2日 帯広でラリー観戦。 ライダーハウス「R38 カニの家」で宿泊
3日 帯広出発。 道の駅「摩周温泉」でキャンプ。
4日 摩周湖、根室半島の納沙布岬を経て、霧多布の無料キャンプ場でキャンプ
5日 襟裳岬を経て、札幌へ。 健康センターで宿泊。
6日 小樽を経て、函館からフェリーで本州へ。
あれ?
6日の宿泊は??
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6日20時半本州最北端「大間崎」にフェリーが到着。
夜の雨。
コンディションは最悪だが本州最北端に立った!という達成感はある。
大間で野宿かな?? とフェリーに乗る前は思っていたが、雨。
場所探しが難しい!
ここでとんでもない発想が・・・
このまま寝ないで帰ろう!!
夜なら道も空いてるしな♪
どーせ雨で濡れちゃってるし!
海沿いのむつはまなすラインを飛ばす。←実際飛ばしてない
昼間に走れば確実に素晴らしい道だろう!
と思いながら走っていると、、、
工事中の道に突っ込んだ!!
舗装工事なのかアスファルトがいきなり砂利道に!!
スピードは70キロくらい。
暗いのが逆に良かったのか、冷静でいられて、てんぱって急ブレーキということは無かった。
バイクに乗り始めてからまだ一年も経っていないが、この時ばかりは本気でこけるかと思った。。。
気を取り直すために給油し再出発。
雨は強くなっていく一方・・・
着てる服はびしょびしょになった。。
あと12時間くらい走れば着く!!
12時間とかバイトと同じようなもんだろ!!
って自分に言い聞かせて走りました。
青森の近くまで行って、コンビニで休憩。
熱い缶コーヒーとおでんを買い小休止。
僕はこの旅で熱い缶コーヒーのおいしさを知った気がする。。
若干回復して、国道4号を飛ばす。←トラックに煽られる位飛ばせてない。
トラックの後ろに付き、道を確認しながら走る。
ディーゼル車の排気ガスの匂いと、雨のにおいが混じってやばい感じだ。。
徹夜で帰るのは無理だ・・・
盛岡で休もう。。。
道路わきにある電光の温度計は13度と表示している。
体はびょ濡れ、午前一時、ついに足が震えだした・・・
一戸のサンクスでくたばる俺・・・
中年夫婦経営のサンクスだった。
俺「すいません。トイレをお借りしてもよろしいですか?」
婦「あらおにいさん!びしょぬれじゃない!どーぞ」
俺「こんな天気ですから 笑←笑えてない」
着替える。
おでんと栄養ドリンクとゴム手袋を購入。
夫「北海道からですか?」
俺「そうです。やっぱり(北海道からの人)多いですか?」
夫「うーん。夏休みは多いですね~自転車が。」
えっ!?自転車!?
夫「バイクでどこまで帰るんですか?」
俺「千葉まで」
夫「えっ!?滋賀??」
俺「えぇ。千葉です。 夜通し走って明日の昼ごろ着ければなと」
夫「それはしんどいでしょう。行きもバイクですか?」
俺「はい。6号から4号で青森からフェリーです。」
夫「あっ!千葉ですか?」
俺「はい。千葉です(ぼけてるのか??)」
夫「琵琶湖の滋賀かと思いました。」
あははははははははははは
夫「意外に飛行機とかの方が安かったりしてね♪今ガソリン高いから。」
俺「(なんでそーゆーこと言うかな・・・)いやぁー高速使わなければやっぱ安いですよ」
夫「明日も雨ですけど頑張ってください。」
散々な事を言われたけれど、外でおでんを食べてる僕の所に話しかけに来てくれるあたりは暖かい。
サンクス!!笑 ただでさえ寒いのに・・・
盛岡まではあと50キロほど。
一時間走れば着くだろう!!
走り出すとすぐに
体が震える・・・
ヤバイこけるかも・・・
コンビニで泊めてくださいとか無理だしな・・・
そうだ!!道の駅!!
地図(ツーリングマップル東北)を開く。
あと少しで道の駅「石神の丘」だ!!
しかもここは24時間休憩所が開いている!!!
到着。
先着三名あり。休憩室を陣取って寝ている。
仕方ないからトイレの近くにマットを敷く。
室内なのでかなり暖かい☆
コンセントもある。寝袋を広げ、午前二時。仮眠開始。
雨の日のライディングはきつ過ぎる。。。
しかし、後に雨の中登る事になる富士山で、
周りの人は相当厳しそうな表情を見せるなか(女の子は泣いた)、
着替えをかなり忘れながらも、
わりと余裕だったのは、(頂上の寒さ以外)
この日のおかげでしょか??