NEW! SUZUKI GSX-R1000R 40周年記念モデル登場、整備士目線で読み解く価値 SuzukiからGSX-R1000Rの40周年記念モデルが発表されました。お客さんからも「これ買い?」「日本にも来る?」「中古のGSX-Rとどっちがええ?」とすでに何件か問い合わせが来とります。整備士として15年Suzukiを触ってきた立場で、気になる疑問に正直に答えていきます。スペックの話だけじゃなく、整備性や維持費...
NEW! YAMAHA マン島TTを支える指揮官の頭の中、200マイルの責任を背負う仕事 ロングツーリングを愛する私にとって、マン島TTは「速さ」よりも「組織力」の極北として常に気になる存在です。37.73マイルの公道閉鎖コース、581人の最低マーシャル数、600ページの安全計画書。これらの数字を束ねる人物がいます。クラーク・オブ・ザ・コース、ゲイリー・トンプソンMBE。14年間この役職を務める彼の証言が、...
NEW! HONDA KTMに排ガス不正疑惑、初心者がバイク選びで知っておきたいこと 最近、KTMが排ガス試験をすり抜けるための仕掛けをしていたのでは、というニュースが海外で大きく報じられています。これからバイクを買おうと思っている人や、免許を取ったばかりの人にとっては「え、それって自分にも関係あるの?」と不安になりますよね。大丈夫です、焦らなくて大丈夫。今回は通勤と週末ツーリングで国産バイクを使ってい...
NEW! YAMAHA タンク内のサビ、放置か対処か。旅人の私はこう判断します 海外フォーラムで「タンクの底に少しサビが見える、何かすべき?」という相談が話題になっていました。長年バイクで旅をしてきた私からすると、これは他人事ではありません。Tenere 700で林道を走り、CB500Xで街を流す日々のなかで、タンクのサビは何度も向き合ってきたテーマです。個人的には「程度を見極めて、必要なら早めに...
NEW! HONDA Honda RTL電動トライアル機が初優勝、電動バイクの未来を考える 正直、トライアル競技ってあまり馴染みがなかったんですが、今回のニュースには思わず手が止まりました。ホンダの電動トライアルマシン「RTL Electric」が、TrialGPの舞台でトニ・ボウ選手の同僚であるゲラベルト選手と共に表彰台の頂点に立ったんです。電動バイクって街乗りスクーターのイメージが強いですが、レースの最前...
NEW! モーターサイクル技術 グリップヒーターが効かない時の5つのチェックポイント ― 分解前に確認すべき場所 朝晩の冷え込みが厳しい時期、グリップヒーターのスイッチを入れたのに「なんか温まらない」「片側だけ熱い」「すぐ切れる」 ― そんな症状に出会ったことはありませんか。すぐに「ヒーター本体の故障」と決めつけて分解や交換に走る前に、確認すべき箇所が実はいくつもあります。 今回はグリップヒーターのトラブルシューティングを、分解前...
NEW! HONDA エンデューロという世界、初心者の私たちが学べる「走り方の基本」とは 最近免許を取った方、これからオフロードにも興味が出てきた方へ。今回は海外のエンデューロ(林道などを走る競技)のニュースを入り口に、私たちが普段の走りに活かせるヒントを一緒に見ていきましょう。トップ選手のレースと聞くと「自分には関係ない世界」と感じるかもしれません。でも大丈夫ですよ。プロのコメントには、教習所で習った基本...
NEW! モーターサイクル技術 バイクのエンジンブレーキはどこから生まれるのか ― 仕組みと使い方 下り坂でアクセルを戻すと、ブレーキを使わなくてもバイクが減速していく。あの感覚 ― エンジンブレーキを「便利な減速手段」として何気なく使っているライダーは多いはずです。でも、エンジンブレーキは具体的にどこから生まれているのか、なぜ気筒数やエンジン形式で効き方が違うのか、そして賢く使うコツは何か。 今回は、ライダーが毎日...
新車情報&スクープ 青汁王子・三崎優太がバイクメーカー始動!配達特化EV「L-noa」67万円で5月発売 「青汁王子」の異名でおなじみの実業家・三崎優太氏が、ついにバイク業界に殴り込みをかけた。2026年5月19日、彼が率いる三崎未来電子株式会社から、配達業務に特化した電動バイク「L-noa(エルノア)」の発売が正式に始まったのだ。価格は67万円(税込)。新聞配達やデリバリーの現場をひっくり返すべく投入されるこの一台は、国...
新車情報&スクープ 【新型EV原付】三崎優太のL-noaは「買い」か?航続155km・67万円をHonda/Yamaha/Suzuki配達バイクと徹底比較 2026年5月19日、配達業務に振り切った電動原付「L-noa(エルノア)」が正式発売された。仕掛け人は青汁王子こと三崎優太氏が代表を務める三崎未来電子株式会社。価格は67万円(税込)、航続距離はクラス最強級の155kmを謳う。 「青汁王子のバイク」と聞いてイロモノ扱いするのは早計だ。motonavi編集部が独自に集め...
新車情報&スクープ 青汁王子、今度はバイクを売る。配達現場のリアルに刺さる電動バイク「L-noa」が登場した理由 朝4時、まだ街が眠っている時間。新聞販売店の駐輪場では、配達員たちが2サイクルエンジンをかけ始める。「ブォン」というあの音が響くたび、近隣住民から苦情の電話が入る。冬場、低温始動でエンジンがかからず、配達ルートが押す。夏場、給油の度に汗だくになる──。配達現場が日常的に抱えてきた「当たり前すぎて誰も解決しなかった課題」...
HONDA CBR500Rは初めての一台に最適か、整備士目線で本気で語ります 免許を取って最初の一台にCBR500Rを選んだ、あるいは検討している方へ。海外の掲示板で「初めて買ったよ」と嬉しそうに投稿していた新人ライダーを見て、整備士として伝えたいことが山ほど浮かびました。CBR500Rって、実は初心者にとって本当に良くできた一台なんです。スーパースポーツの見た目をしながら、扱いやすさと整備性を...
モーターサイクル技術 アップサイドダウンよりすごい? 電子制御サスペンションの現在地 「倒立フォーク」が高性能の象徴のように扱われた時代がありました。今もそれは事実ですが、ハイエンドのバイクではすでにその先を進む装備が標準化しつつあります。電子制御サスペンションです。「アップサイドダウン(倒立)」より上のレベルとして、サスペンションの世界を新しい次元に押し上げた技術 ― 今回はこの「電子制御サス」の歴史...
YAMAHA ビーチとYamaha、海辺で走る幸せを欧州目線で考える 海沿いのワインディングをバイクで走る、あの開放感。Reddit の Yamaha コミュニティに投稿された「Beach day + Yamaha = perfect combination」という一枚の写真が、海外ライダーの間で静かに共感を集めています。なぜ Yamaha は海辺の景色とこれほど相性が良いのか。日本のラ...
モーターサイクル技術 6軸IMUとは何か ― バイクが自分の姿勢を知る40gのセンサー 近年のバイクのカタログを見ると、ハイエンド機を中心に「6軸IMU 搭載」「IMU ベースの統合電子制御」といった言葉が目立つようになりました。トラクションコントロール、コーナリングABS、ウイリー制御 ― これらすべての中核に座っているのが、この IMU(慣性計測装置)です。 「電子制御の話」としては取り上げられること...
HONDA CB1000Fが欧州で公開、750Fから続くHonda空冷四発の系譜を読み解く 新型CB1000Fが、フランスでお披露目されました。ル・マンMotoGPと、5月16-17日にポール・リカールで開催されたSunday Ride Classic 2026でのことです。並べられたのはCB750F、フレディ・スペンサーが駆ったNSR500、そしてRC174・RC166のレプリカ。約45年前、私が生まれるよ...
HONDA マン島TT 2027&2028日程発表、初めての海外観戦をどう準備するか マン島TTに行ってみたい、でも遠いし高そうだし……そんな風に思って何年も先延ばしにしている方、いませんか。私もその一人でした。今回、主催者から2027年と2028年の開催日程が正式に発表され、なんと2年先まで計画が立てられるようになりました。これは「いつか行きたい」を「来年か再来年に行く」へ変える絶好のチャンスです。こ...
KAWASAKI Versysで寄り道する楽しさ、アドベンチャーツアラーの本質を技術視点で読み解く サーキットでZX-6Rを走らせている私が、なぜVersysに惹かれる瞬間があるのか。海外フォーラムで見かけた「ちょっとした寄り道が最高に楽しい」という一言が、妙に頭に残っています。Versysというバイクは、舗装路の延長線上に砂利道や林道が現れても、構えずに踏み込める数少ない設計思想を持っています。今回はこの「寄り道で...
モーターサイクル技術 バイクのLEDヘッドライト、明るさより重要な「配光」の話 ― 夜の見やすさを決める設計 新型バイクのスペック表で「LEDヘッドライト標準」の文字を目にすることが当たり前になりました。「LED = 明るい・かっこいい・寿命が長い」というイメージで、なんとなく良い装備だと受け止めている方も多いと思います。 でも、LEDヘッドライトの本当の進化のポイントは 「明るさ」ではなく「配光」 にあります。今回はバイクの...
KAWASAKI MXGPフランス戦に見るKawasaki不在の現実とモトクロス世界戦の系譜 五週間の中断を経て、フランスのラカペル=マリヴァルで再開されたFIMモトクロス世界選手権。ニュースの主役はHusqvarnaのケイ・デ・ウォルフとリアム・エヴァーツでしたが、私の目はどうしても別のところに向いてしまいます。1980年代、KX500が泥煙を上げてグランプリを席巻したあの時代、Kawasakiは間違いなく世...
HONDA マン島TTセニア、ダンロップはドゥカティかホンダか比較してみる マイケル・ダンロップが2026年のマン島TTセニアスーパーバイクで、ドゥカティ・パニガーレV4 RとホンダCBR1000RR-R ファイヤーブレードSPのどちらに跨るのか、現時点で誰も知りません。2025年のスーパースポーツでパニガーレV2に勝利を持ち込んだ実績はあるものの、セニアの主役機はまだ未定。整備士目線で両車を...
KAWASAKI 600ccで十分という選択、ミドルクラスが歩んできた道 「600ccで後悔なし」という海外ユーザーの声を見かけて、ふと自分のことを思い出しました。私もリターンしてからMT-07、そして今のCB650Rと、ずっとミドルクラスに身を置いてきた一人です。リッターに憧れる気持ちはわかります。でも、600cc前後という排気量帯は、実は長い歴史の中で何度も「ちょうどいい」と再評価されて...
KAWASAKI Ninja ZX-10Rは今も「買い」か。サーキット派が斬る現行SS論 個人的にはこう思っています。Ninja ZX-10Rは2025年の今、サーキット指向のスーパースポーツとして依然として強い選択肢です。ただし「万人向け」ではありません。賛否が激しく分かれるモデルで、私自身もZX-6Rを駆ってサーキットに通う中で、ZX-10Rの立ち位置を何度も考えてきました。リッターSSの市場が縮小し、...
HONDA Honda Stateline(VT1300CR)の設計思想を整備士目線で読み解く 海外掲示板で「初バイクがStateline」という投稿を見かけて、思わず手が止まりました。1300ccのVツインクルーザーを初心者が選ぶのは確かに無謀寄りですが、それでも「乗りこなせそうだ」と書ける素性の良さは、Hondaのクルーザー設計に裏打ちされたものです。今回はこのStateline、つまり日本では正規導入のなか...