NEW! YAMAHA ヤマハが特許出願、オートダウンシフト機構が示すMTの新時代 ヤマハがオートダウンシフト機能を備えた新しい変速制御技術の特許を出願した、という情報が伝わってきました。注目点は、これまでクイックシフター上りの自動化が主流だった領域で、減速時のシフトダウンまで機械側が引き受ける構造になっている点です。私はMT-09でクイックシフターの恩恵を毎日味わっていますが、それでもブレーキング中...
NEW! KAWASAKI ついにKawasaki乗りになった!という投稿に共感した話 「Kawasakiっていつかは乗ってみたいけど、ハードルが高そう」「最初の1台にKawasakiって大丈夫?」「Z900みたいな大型に、いきなり手を出していいの?」「Kawasaki乗りになると何が変わるの?」。SNSや掲示板でこんな声をよく見かけます。先日も海外の掲示板で「ついにKawasakiクラブに入ったぞ」とい...
NEW! HONDA ヨハン・ザルコがLCR Honda残留、RC213Vはなぜ復活の兆しを見せたのか MotoGP3勝のヨハン・ザルコがLCR Hondaとの契約を延長したというニュースが入ってきました。私はCBR600RRでサーキットを走り込んでいる立場として、ホンダのワークスマシンRC213Vの動向は他人事ではありません。ここ数年「勝てないホンダ」と揶揄されてきたRC213Vですが、2025年シーズン後半から確実に...
NEW! モーターサイクル技術 ブレーキフルード交換を自分でやる前に知っておくべきリスク ― DIY のための判断軸 「ブレーキフルード交換、自分でやれば工賃浮くよね」 ― そう考えたことのあるライダーは多いはず。確かに必要な工具と知識があれば、ホイールベアリング交換のような大物整備に比べてハードルは低い。ですがブレーキはバイクの安全に直結する系統。「やる前に知っておくべきリスク」がいくつかあります。 今回はブレーキフルード交換を自分...
NEW! HONDA 電動スーパーバイクをサーキットで体感、Lightfighterのデモツアーが示すEVバイクの現実解 これから大型バイクに乗りたい方、最近免許を取ってサーキット走行に興味が出てきた方に向けて、今回は少し未来の話をします。アメリカのスタートアップ「Lightfighter(ライトファイター)」が、電動スーパーバイクのサーキットデモツアーをカリフォルニアで始めました。EVバイクと聞くと「航続距離が短くて使えない」というイメ...
NEW! HONDA 未完成のCB750チョッパーを引き継ぐ、英国流レストアの技術考察 誰かが途中で投げ出したカスタム車を引き取って完成させる。これ、整備屋として一番悩ましい仕事です。出自不明のフレーム、混在するパーツ、そして煙を吐くエンジン。今回はイギリスのKeith氏が手がけた1976年式CB750ベースのリジッドチョッパーを題材に、ハイブリッド構成の見極め方、CB750エンジンの定番トラブル、そして...
NEW! HONDA 新型2027 CRF450R発表、エンジン・フレーム刷新で旅人視点でも気になる一台 ホンダが2027年型CRF450Rを正式発表しました。注目点はエンジン・フレーム・サスペンションを全面刷新し、クラス最軽量を達成したこと。モトクロッサーは私の専門領域ではありませんが、ロングツーリングで林道を走る身として、レース用フルサイズ450の進化は無視できません。なぜなら、エンデューロやアドベンチャー機の技術トレ...
NEW! SUZUKI スズキインド2026年5月に13万台販売、なぜ強い?素朴な疑問にQ&Aで答えます スズキのインド法人が2026年5月に13万2244台を販売したというニュース。数字だけ見ても「で、何がすごいの?」となりますよね。インドってそんなにバイク売れてるの?日本のスズキにも関係あるの?なぜスズキは新興国で強いの?私たちユーザーへの恩恵は?こんな疑問が浮かぶはずです。この記事ではインド市場の規模感、スズキの強み...
NEW! YAMAHA ヤマハMio Gear Sが進化、東南アジア市場のスクーター事情を林道女子が読み解く ヤマハがフィリピンでMio Gear Sの更新版を発表しました。日本ではあまり馴染みのない車名ですが、東南アジアのヤマハスクーター事情を知ると、私たちが乗っている国内モデルの位置づけも見えてきます。今回は林道とアドベンチャーが主戦場の私が、あえて「足としてのスクーター」という視点でMio Gear SとライバルのHon...
NEW! KAWASAKI Ninja ZX-10Rは米国市場で生き残れるか、私はこう見ます 個人的に申し上げますと、Ninja ZX-10Rというマシンは、いまだKawasakiのスポーツ哲学を背負う重要な一台です。サーキット直系のスーパースポーツが米国の公道で生き残れるのか、賛否は分かれるところでしょう。私は長くKawasakiを愛してきた者として、このモデルの立ち位置を冷静に見つめ直したいと思います。Z1...
NEW! KAWASAKI 2025年式ZX-6Rに2023年エンジンは載るのか、Kawasaki党が考えた現実解 海外のKawasakiファンが集うフォーラムで、こんな話題を見かけました。「2025年式のZX-6Rに、2023年式のエンジンを載せ替えた人はいる?」。一見マニアックな質問ですが、これって結構奥が深いんです。年式違いのエンジンスワップは可能なのか、何が変わったのか、そもそもなぜそんな発想が出てくるのか。今回はこの素朴な...
NEW! モーターサイクル技術 バッテリー上がりが繰り返す原因の切り分け ― テスター1本で見つける真犯人 「バッテリーを交換したばかりなのに、また上がった」「2週間乗らなかっただけでセルが回らない」 ― バッテリー上がりが繰り返すバイクには、ほぼ確実にバッテリー単体ではない原因が潜んでいます。 新品バッテリーを買い続けるのは無駄遣い。今回はバッテリー上がりが繰り返す原因を、技術的に切り分けるためのチェックフローを整理します...
モーターサイクル技術 チェーン清掃の頻度、結局いつが正解か ― シールチェーンの構造から考える 「チェーン清掃って結局どのくらいの頻度でやればいいの?」 ― バイク歴の長さに関係なく、多くのライダーが一度は悩む問いです。「毎回」「給油毎」「1,000kmごと」「気が向いたとき」 ― 諸説あって、正解が曖昧。実はこの問いには、それなりに明確な技術的な答えがあります。 今回はチェーン清掃と注油の「正解の頻度」を、シー...
KAWASAKI 初めてのバイクにNinja 400/500/650かレブル500か、サーキット派が答えます 初バイクで悩む方から、よくこんな質問をもらいます。「Ninja 400、500、650、それともレブル500、結局どれを選ぶべき?」「中古は怖いけど予算5〜6千ドルで新車は無理?」「雨が多い土地でも大丈夫?」「高速も走るならどの排気量が安心?」。海岸線をツーリングで楽しみたい、でも毎日通勤には使わない、というのは初心者...
YAMAHA ヤマルーブ・ヤマハレーシング始動、ファクトリー支援体制を技術視点で読む ヤマハのファクトリー支援チーム「ヤマルーブ・ヤマハレーシング」が新シーズンに向け始動するというニュースが届きました。私が欧州駐在時代に痛感したのは、ヤマハのレース活動が単なる広告ではなく、市販車の技術開発と直結する「走る実験室」だという事実です。今回はレース体制の話題を入り口に、ファクトリーチームを支える技術基盤、特に...
HONDA ホンダがトルコに新工場、PCXが28%値下げで100,000台体制へ ホンダがトルコに新しいバイク工場を作ったってニュース、見ました?正直、最初は「海外の話か」とスルーしかけたんですが、よく読むと面白い。「PCXがトルコで28%値下げされた」「年間10万台の生産能力」って、通勤バイク好きとしては気になりすぎる話なんです。日本にはどう影響する?PCXの値段は安くなる?そもそも、なぜトルコ?...
HONDA 新型CB1000Fが北米で正式発表、Hondaが描く現代版ネイキッドの設計思想 2026年モデルとして北米市場に投入が発表されたHonda CB1000F。CBの「F」を冠する一台が、現代のリッターネイキッドとしてどう仕上げられたのか。業界の現場を25年見てきた私から見ても、この発表は単なるラインナップ拡充ではなく、Hondaが長く培ってきた直4ネイキッドの思想を再定義する一手だと感じています。今...
モーターサイクル技術 固着したミラーナットを舐めずに緩める手順 ― 工具と熱と浸透剤の順番 「ミラーがガタついてきたから締め直したい」「角度調整のために緩めたい」 ― そう思って工具を当てたら、ナットがビクともしない。あるいは舐めて(角が丸まって)しまい、もうレンチが食いつかない。バイクの整備で意外と頻発するこの「ミラーナット固着」、無理にやってさらに悪化させる前に、正しい手順を知っておくことは時間とお金の節...
SUZUKI GSX-R1000R 40周年記念モデル登場、整備士目線で読み解く価値 SuzukiからGSX-R1000Rの40周年記念モデルが発表されました。お客さんからも「これ買い?」「日本にも来る?」「中古のGSX-Rとどっちがええ?」とすでに何件か問い合わせが来とります。整備士として15年Suzukiを触ってきた立場で、気になる疑問に正直に答えていきます。スペックの話だけじゃなく、整備性や維持費...
YAMAHA マン島TTを支える指揮官の頭の中、200マイルの責任を背負う仕事 ロングツーリングを愛する私にとって、マン島TTは「速さ」よりも「組織力」の極北として常に気になる存在です。37.73マイルの公道閉鎖コース、581人の最低マーシャル数、600ページの安全計画書。これらの数字を束ねる人物がいます。クラーク・オブ・ザ・コース、ゲイリー・トンプソンMBE。14年間この役職を務める彼の証言が、...
HONDA KTMに排ガス不正疑惑、初心者がバイク選びで知っておきたいこと 最近、KTMが排ガス試験をすり抜けるための仕掛けをしていたのでは、というニュースが海外で大きく報じられています。これからバイクを買おうと思っている人や、免許を取ったばかりの人にとっては「え、それって自分にも関係あるの?」と不安になりますよね。大丈夫です、焦らなくて大丈夫。今回は通勤と週末ツーリングで国産バイクを使ってい...
YAMAHA タンク内のサビ、放置か対処か。旅人の私はこう判断します 海外フォーラムで「タンクの底に少しサビが見える、何かすべき?」という相談が話題になっていました。長年バイクで旅をしてきた私からすると、これは他人事ではありません。Tenere 700で林道を走り、CB500Xで街を流す日々のなかで、タンクのサビは何度も向き合ってきたテーマです。個人的には「程度を見極めて、必要なら早めに...
HONDA Honda RTL電動トライアル機が初優勝、電動バイクの未来を考える 正直、トライアル競技ってあまり馴染みがなかったんですが、今回のニュースには思わず手が止まりました。ホンダの電動トライアルマシン「RTL Electric」が、TrialGPの舞台でトニ・ボウ選手の同僚であるゲラベルト選手と共に表彰台の頂点に立ったんです。電動バイクって街乗りスクーターのイメージが強いですが、レースの最前...
モーターサイクル技術 グリップヒーターが効かない時の5つのチェックポイント ― 分解前に確認すべき場所 朝晩の冷え込みが厳しい時期、グリップヒーターのスイッチを入れたのに「なんか温まらない」「片側だけ熱い」「すぐ切れる」 ― そんな症状に出会ったことはありませんか。すぐに「ヒーター本体の故障」と決めつけて分解や交換に走る前に、確認すべき箇所が実はいくつもあります。 今回はグリップヒーターのトラブルシューティングを、分解前...